ぎなんの子

17／35

■開校150周年を機に地域から学ぶ
岐南町立西小学校

明治5年に「学制」という、日本最初の近代的学校制度を定めた法令が発布されました。当時のフランスの制度に倣ったもので「かならず邑(むら)には不学の戸なく、家に不学の人なからんことを期する」という趣旨が謳われました。これを受け1〜2年の間に日本中で学校が作られ、岐阜県でも77校の小学校が一斉に設立されました。私たちの地域では、明治6年5月、下印食村に「貫成義校」、徳田村に「主敬義校」が開校したという記録が残っています。この後「主敬義校」は他校に吸収され、無くなりましたが「貫成義校」は名を変え形を変え、現在の西小学校へと引き継がれています。本校は学制発布以来の流れを汲む伝統校なのです。
本年度、西小学校は、創立150周年を迎えます。
これまで、西小学校の伝統と歴史を紡いでこられた方々に感謝し、新しい時代を担う子どもたちの幸せを願い、150周年記念事業を開催します。
(1)航空写真撮影
4月20日(木)に、全校の児童・職員と校区にゆかりのある方々と一緒に上空からの記念写真を撮影しました。
(2)祝う会
6月18日(日)に、町に所縁のある伏屋の獅子芝居、夢飛翔太鼓、岐阜聖徳学園高等学校和太鼓部の演奏を聴き、町の伝統芸能を楽しみ、町の魅力を学びます。
その他、150年の本校の歴史を振り返る記念のリーフレットを作成し、秋に地域の方々にお届けする予定です。楽しみにお待ちください。