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ぎなんの子

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岐阜県岐南町

■総合的な学習の時間「岐南に生きる」伏屋の獅子舞体験会
東小学校 3年生

東小学校では、総合的な学習の時間「岐南に生きる」において、東小校区のあちこちに残る文化財を調べる学習をしています。
この学習では、野中地区に残る馬頭観音や伏屋地区の伏屋城跡・長屋門を歩いて見学しました。また、三宅地区では、三宅文楽を広めた豊松清十郎さんのことを調べてきました。そして、この学習の最後には、伏屋の獅子舞体験会を行いました。
1月23日(火)、岐南町伏屋獅子舞保存会の方のご協力をいただき、伏屋獅子舞会館にて、獅子舞を見せていただいたり、道具の体験をさせていただいたりしました。
体験会の前半には、保存会の方々の自己紹介や、獅子舞の由来や使っている道具、演目などの説明をしていただきました。また、「寄(よせ)」や「悪魔払(あくまばら)い」を目の前で見せていただきました。
後半には、「獅子頭(ししがしら)」「傘(かさ)・刀(かたな)」「弊(へい)・鈴(すず)」「太鼓(たいこ)」のブースに分かれて、順番に体験活動をさせていただきました。
「獅子頭(ししがしら)」では、頭の中をのぞかせていただいたり、着物の柄や口の開け方などについて教えていただいたりしました。「傘(かさ)・刀(かたな)」は自分で持ったり回したりさせていただきました。「弊(へい)・鈴(すず)」では簡単にできると思っていたことが全くできなくて、悪戦苦闘しました。「太鼓(たいこ)」は、いい音を出すにはどこをどのように叩くとよいのかを考えながら叩かせていただきました。
保存会の方の演奏や舞を見ている時には、自分も簡単にできると思っていたようですが、実際に触らせていただいたり音を出させていただいたりすると、簡単にはうまくいかないことを実感していました。
この体験会を通して、自分が住んでいる町に160年以上前から受け継がれてきた「伏屋の獅子舞」の素晴らしさや、それらを継承されてきた保存会や地域の方たちの苦労に思いを馳せることができました。

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