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~シリーズ~「川辺かるた」で巡る川辺の魅力

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岐阜県川辺町

◆「ま」
・まめなかな 川辺言葉(かわべことば)の あたたかさ」

川辺では「ひさしぶりね」は「やっとかめ」、「お元気ですか?」は「まめなかな?」とのあいさつが交(か)わされてきた。近頃、川辺ことばが遣(つか)われるのは少なくなってきている。「やっとう」は「長い間」を意味し、『人の噂も七十五日』を越えての「八十日」に由来しているとの説もある。「まめ」は「豆」からとも言われている。川辺言葉、方言の懐かしさ、温かさをいつまでも残していきたい。

◆「け」
・景観(けいかん)に 歴史(れきし)を刻(きざ)む 山川橋(やまかわばし)

町内を流れる飛騨川を渡るには、もっぱら渡し船に頼っていた。『吉田渡し』『天子の渡し』などいくつもの渡しがあったが、中川辺と福島の間は『椿渡(つばきわた)し』と呼ばれていた。大正12年(1923)、町で肥料商を営む山本鎌次郎氏は、多額の寄付をして吊り橋を架けることに尽力。山本の「山」飛騨川の「川」から名付けられた山川橋は、昭和12年(1937)の掛け替えを経て、今も米田富士を背に美しい姿を見せている。

●「川辺かるた」とは
いろは48文字のうち「を、ん、ゐ、ゑ」を除いた44文字で構成され、川辺町のさまざまな魅力が札となって登場します。中央公民館の窓口にて1,000円(税込)で購入することができます。

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