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[特集]男女共同参画社会~みんなが心地よく暮らせるまち~(1)

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岐阜県川辺町

毎年、6月23日から29日までの1週間は「男女共同参画週間」です。この機会に男女共同参画について考えてみましょう。

『この特集は、みのかも定住自立圏(美濃加茂市と加茂郡7町村)が一斉に各広報紙に掲載しているよ。』

◆「男女共同参画社会」とは
「男女共同参画社会」とは、誰もが性別にかかわらず、個性と能力を発揮でき、生きがいのある充実した生活を送ることができる社会のことです。
固定的な男らしさや女らしさではなく、その人らしさを大切に考え、お互いを認め支え合う共生社会を実現するためには、一人一人の意識が大切です。男女がともに夢や希望を実現し、誰もが人生を豊かにすることを目指していきましょう。

◆世界の取り組み、川辺町の取り組み
男女共同参画社会を実現するための取り組みは、SDGsにも「5.ジェンダー平等を実現しよう」という目標が掲げられています。性別にかかわらず、平等に責任や権利や機会を分かち合い、あらゆる物事を一緒に決めることができるうになることを、世界においても重要な課題として捉えています。
町では、平成27年3月に「川辺町男女共同参画基本計画」を策定しました。

『町では、「一人一人の個性を理解し合い、みんなが心地よく暮らせるまち」を目指しているよ。』

◆現状と課題
このような取り組みにより、人々の男女共同参画への意識は少しずつ向上しており、町においても、特に家庭生活の場面で男女が平等であると感じる方が増えてきています。
しかし、職場や地域活動などの場面では、まだまだ平等と感じる方は多くありません。また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、全国での女性就業者数が男性に比べ31万人も多く減少(令和3年6月内閣府男女共同参画局「令和3年度男女共同参画白書」)しています。

『これからも取り組みを続けていくことが必要なんだね。』

◆ジェンダー(gender)とは
男女の生物学的な違いのほかに、社会的・文化的な役割の違いがあります。
「男性はこうあるべき、女性はこうあるべき、こうするべき」とみんなが無意識に決めつけている男性と女性の違いを「ジェンダー」といいます。
たとえば「男性は仕事、女性は家庭」「男性は理系、女性は文系」などと決めつけること。こういった先入観がジェンダーの不平等や差別を生んでいます。

◆アンコンシャス・バイアスとは
アンコンシャス・バイアスとは、無意識のうちに思い込んでいることや偏見のことで、誰にでもあるものです。また、アンコンシャス・バイアスによる偏った言葉や行動は、知らないうちに相手を傷つけたり、自分や他人の可能性を狭めたりしてしまうことがあります。
次のチェックシートを使って、自分や相手の可能性を狭める思い込みや偏見をもっていないか振り返ってみましょう。

◆多様性(ダイバーシティ/diversity)とは
「ある集団の中に異なる特徴・特性を持つ人がともに存在すること」で、人種や国籍、性別、年齢、障がいの有無、宗教、性的指向、性自認、価値観などの多様性から、キャリアや経験、職歴、働き方といった職業生活における多様性まで幅広いジャンルで用いられています。

『「みんな違って当たり前」なんだね。』

◆男性も積極的に育児休暇を!
令和4年10月から育児・介護休業法が改正されました。
従来の育児休業とは別に、「産後パパ育休(出生時育児休業)」制度が創設されました。8週の間に合計4週間分(2回まで分割可能)取得が可能です。

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