令和5年度 国民健康保険制度のお知らせ

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令和5年度の国民健康保険制度において、各種給付や保険税制度に改正がありましたのでお知らせします。

◆出産育児一時金
国民健康保険被保険者が出産された場合、その世帯主の方は出産育児一時金を受給できます。この一時金については、改正前は42万円でしたが、令和5年度より50万円に引き上げられました。

◆人間ドック補助金
35歳以上75歳未満の国民健康保険被保険者が、人間ドックまたは脳ドックを受けた場合、申請によりその費用について補助を受けることができます(上限2万5千円)。改正前は、1年度のうち人間ドックまたは脳ドックどちらか一方のみしか申請できませんでしたが、令和5年度よりそれぞれ1回ずつ申請が可能となりました。ぜひご利用ください。なお、申請できる条件は以下のとおりです。
・保険税の未納がないこと
・他の医療保険から人間ドック補助金を受けていないこと
・対象となる費用が2万円以上であること

◆国民健康保険税
1.国民健康保険税は医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分(40歳から64歳までの方)の3区分の合計で計算されます。この後期高齢者支援金分に係る年間最高限度額は改正前は20万円でしたが、令和5年度より22万円に引き上げられました。各区分の税率などの内訳は表のとおりです。

2.世帯内の国民健康保険被保険者全員の前年中の総所得金額の合計を参照し、一定の基準以下の世帯については保険税の均等割額および平等割額を軽減します。軽減割合は総所得金額の合計に応じて2割・5割・7割が適用となります。令和5年度より、2割および5割軽減の判定のための基準額が引き上げられました(※2割軽減判定における被保険者数などに乗じる額52万円→53万5千円、5割軽減判定における被保険者数などに乗じる額28万5千円→29万円)。これにより、保険税の軽減を受けられる方の範囲が拡充されました。

問い合わせ：住民課(担当　遠藤)
【電話】53-2513