保健センターだより

25／32

◆歯周病予防のセルフケア
歯周病の原因は、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)にできた歯垢です。歯周病予防には、歯周ポケットを清潔に保つことが大切です。

◇セルフケアのポイント
・歯ブラシ
毛の先端が細く加工された「超極細毛の歯ブラシ」は、歯周ポケットにも毛先が届きやすく、狭い部分の歯垢もしっかり取り除けるので歯周病予防に役立ちます。

・ブラッシング
鉛筆を持つようなペングリップで「歯と歯茎の境目を意識して磨くこと」がポイントです。歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45度の角度で当て、軽い力で小刻みに動かして磨きましょう。
奥歯の奥や歯並びが悪い所など歯ブラシが届きにくい場所の歯周ポケットは、ヘッドが小さい「超極細毛のタフトブラシ」で磨くことで、通常の歯ブラシで磨き残した歯垢を取り除けます。

・生活習慣
野菜や果物など食物繊維やビタミンA・C・Dの豊富な食べ物を取るなど、栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。また、ゆっくりとよく噛んで、唾液と食べ物をしっかりと混ぜながら食事を楽しむことが大切です。
たばこのタールは、ヤニとして歯に付着し、その上に歯垢が付着しやすくなります。口の健康のためには、たばこを吸わないことが望ましいです。

◇歯科医療機関で歯茎をチェックすることも大切です☆
歯周病は、症状が進むまでなかなか自覚しにくい病気です。症状に気付いていなくても、歯周病が進んでいるかもしれません。歯科医療機関で定期的に歯茎の状態をチェックしてもらい、歯石の除去や正しいブラッシング法のアドバイスなどプロのケアを受けましょう。

問い合わせ：保健センター(担当　伊東)
【電話】53-2515