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[特集]令和5年度 川辺町決算報告(1)

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岐阜県川辺町

令和5年度の川辺町一般会計、特別会計の決算がまとまり、町議会9月定例会で認定されました。皆さまから納めていただいた町税や国・県からの補助金などの活用状況について紹介します。

◆一般会計の歳入
総額:56億1,335万円

◇一般会計の決算概要
令和5年度の決算は、川辺町第5次総合計画の「清流と人が織りなす活力あるまち」の実現に向け「美しく安らぎのあるまちづくり」、「誰もが安心して暮らせるまちづくり」、「快適に暮らすことができるまちづくり」などを方針とし、当初の予算編成方針に従い、各種事業を実施しました。健全な財政運営に努めた結果、歳入が歳出を上回る黒字決算となりました。
令和5年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ5類感染症に変更されました。段階的にコロナ禍以前の財政運営に戻る中、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」などを活用して、町民の生活支援をはじめとした諸事業を積極的に実施しました。
また、宅地化が進んでいる中川辺駅西側地区のインフラ整備を進めたほか、令和12年度開校を目標に進める町内3小学校再編に向けた基本構想・基本計画の策定や新校舎建設費用準備資金として「小学校建設基金」に更なる積み立てを行いました。そのほか、国の社会資本整備総合交付金を活用した町道新設改良事業や中央公民館・やすらぎの家などの照明のLED化、消防団ポンプ積載車の更新など、老朽設備の改修・更新などを実施しました。
なお、令和5年度において、財政調整基金や各事業に関連する基金の一部を取り崩し、歳出事業の財源確保を行いました。

・自主財源…町税や施設使用料など町が自主的に収入することができるお金
・依存財源…国(県)などからの交付金といった町が国(県)に依存して収入するお金
(自主財源の割合が高いほど、財政の安定性があることになります。)

○基金(町の預貯金)の残高
町では、将来の行政運営に備えて、基金(一般会計)を持っています。
残高:36億2,388万円
町民1人あたり残高:369,520円

○町債(町の借金)の残高
町では、多額の費用が発生する事業を行う時は、町債(一般会計)の借入をしています。
残高:35億7,641万円
町民1人あたり残高:364,679円

◆一般会計の歳出

◆町民1人あたりに使われたお金は…
537,989円でした
※令和6年3月末人口9,807人で算出

・民生費 166,354円
保育や高齢者および障がい者などの福祉施策に使うお金

・総務費 96,109円
地域振興や一般事務など全般的な管理事務に使うお金

・土木費 74,410円
道路や公園、町営住宅などの整備・管理に使うお金

・教育費 67,381円
学校教育や生涯学習、スポーツの振興などに使うお金

・衛生費 32,333円
予防接種やごみ処理などに使うお金

・商工費 13,893円
観光PRや商工業の振興などに使うお金

・公債費 43,838円
借入金(町の借金)の返済や利息の支払いに使うお金

・消防費 25,103円
防災や消防団の活動経費などに使うお金

・農林水産業費 12,750円
農業や林業の振興などに使うお金

・その他 5,818円
町議会運営や勤労者の支援などに使うお金

※数値は四捨五入のため、合計値などが合わない場合があります。
※各項目における事業は、令和5年度の実施事業を抜粋したものです。

◆一般会計 歳出(性質別)決算額の内訳

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