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~シリーズ~「川辺かるた」で巡る川辺の魅力

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岐阜県川辺町

◆「し」
・初夏(しょか)の香(かお)り 伝承(でんしょう)の みょうが寿司(ずし)
春先に芽を出したみょうがは、初夏に向けてぐんぐんその背丈を伸ばし、大きな葉を付ける。夏から秋にかけて、地上に顔を出す花か穂すいを酢す飯めしの上に載せたり、刻んで薬味にすることが多い。川辺町では、一口大の酢す飯めしの上に鯖さばや鮭さけや佃つくだ煮になどを載せ、みょうがの葉で包んだ『みょうが寿司』が古くから作られてきた。初夏から夏にかけての、郷土の味や香りになっている。

◆「ひ」
・飛騨川(ひだがわ)に 逆(さかさ)映(うつ)りし 米田富士(よね(な)だふじ))
稜線(りょうせん)がなだらかに伸(び)て壮観(そうかん)な愛宕山(あたごやま)は、古来より『米田富士(よね(な)だふじ)』と呼ばれ、「おらが富士」「わが町富士」として親しまれ、町のシンボルとなっている。湖面に映る姿も美しい。標高263メートルの山頂には、室町時代に米田庄一円を支配した肥田氏が築いた山城の礎石(そせき)、土塁(どるい)などの跡が古城の面影を偲(しの)ばせる。展望はすばらしく、御嶽山や恵那山が一望でき、町を貫いて流れる飛騨川と両岸の平野から、「川の辺のまち」が実感できる。

●「川辺かるた」とは…
いろは48文字のうち「を、ん、ゐ、ゑ」を除いた44文字で構成され、川辺町のさまざまな魅力が札となって登場します。中央公民館の窓口にて1,000円(税込)で購入することができます。

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