◆オーラルフレイルとは?
加齢によるお口の機能のささいな衰え(噛めない、飲み込めない、むせる、お口の乾きなど)のことです。放っておくと、体や心の機能の低下を意味する「フレイル」にもつながり、要介護状態にまで進行することがあります。
生涯豊かな暮らしができるよう、自分自身のお口の状態を知り、オーラルフレイルを予防しましょう。
◆当てはまるものにチェックしてみよう!
・むせる・食べこぼす
・食欲がない 少ししか食べられない
・柔らかいものばかりを食べる
・発音がはっきりしない 舌が回らない
・お口の中が乾く お口のニオイが気になる
・歯の本数が少ない 噛む力が弱い
↓
ひとつでも当てはまれば、オーラルフレイルが始まっています!
◆家族みんなでオーラルフレイルを予防しよう!
オーラルフレイルは高齢者だけではありません。厚生労働省の国民健康・栄養調査では、「左右両方の奥歯でしっかり噛みしめられない」方が20代で約17%との結果となっており、若い時からオーラルフレイルが始まっていることが分かります。家族みんなでお口の健康について考えてみましょう。
◆セルフケアで予防しよう!
◇毎日の歯磨き
歯の表面は、歯ブラシの毛先を直角に当て、軽い力で小刻みに動かしましょう。
歯と歯茎の境目は、歯ブラシの毛先を45度の角度で当て、5mm程度に細かく動かしながら軽い力で磨きましょう。
◇お口の体操
ヨシエさんのお口トレーニングMOVIE
※二次元コードは本紙をご覧ください。
よく噛むことやおしゃべりもお口の機能の向上につながります。
◇定期健診
定期的にお口の状態を調べ、歯磨きでは取りきれない汚れ(プラークや歯石)を除去してもらいましょう。
◆お口に関する町の事業を紹介!
◇歯周病検診
お口の健康の維持・増進と歯の喪失を予防することを目的としています。
対象者:4月1日現在、20歳、25歳、30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の方
費用:500円
◇ぎふ・さわやか口腔健診
むし歯や歯周病、お口の働きを診る検査を行います。
対象者:後期高齢者医療保険加入者
費用:300円
◇妊婦歯周疾患健診
妊婦さんのお口の健康は、生まれてくる赤ちゃんの健康にもつながります。
対象者:妊婦
費用:無料
◇フッ化物塗布事業
むし歯の予防には、定期的なフッ化物塗布が大切
です。
対象者:1歳6か月児健康診査受診者、2歳児歯科健康診査受診者、3歳児健康診査受診者
費用:無料
◇8020達成者表彰
8020運動(80歳になっても20本以上の歯を残し、一生自分の歯で食べよう)の一環として、対象者を毎年11〜12月頃に表彰します。
対象者:町に在住し、表彰歴がなく下記の条件を満たしている方
(1)10月1日現在、80歳以上の方
(2)自分の歯が20本以上ある方(残根歯も現在歯とする)
(3)表彰式に出席できる方
※令和6年度の表彰の応募は終了しています。
問い合わせ:保健センター(担当 伊東)
【電話】53-2515
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