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令和6年 二十歳を祝う会(1)

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岐阜県川辺町

1月7日(日)、中央公民館で令和6年二十歳を祝う会が開催されました。会には、今年二十歳を迎えた105名の方々がスーツや色鮮やかな振り袖に身を包んで出席し、旧友との再会を喜び合いました。式典終了後には、実行委員が作成した、恩師からのメッセージや懐かしい写真のムービーが上映されたほか、フォトスペースで写真撮影するなど記念すべき日を楽しみました。出席した皆さんはこの日の思い出と未来への希望を胸に、仲間とともに新たな道を歩み始めました。

◆二十歳を祝う会実行委員会委員 二十歳の思い
◇見えないものを見えるようにする画家になりたい
・伊藤 誠梧さん(出身:石神)
僕は現在、岐阜高校という所で高校1年生として生活をしています。中学校同期卒のみんなと比べると4年の遅れがありますが、毎日がとても楽しいです。傍から見れば二十歳で高校に通っているなんて、おかしな奴だと後ろ指をさされるようなことかもしれません。けれど僕は今の生活をとても充実していると感じているし、今の環境があるからこそできる挑戦がたくさんあると思って頑張れています。
二十歳になった今、一番感じていることは周りの環境のありがたみです。今の高校生活ができているのはやはり母親のおかげだと感じます。普通なら反対されてもおかしくないことなのに、僕の挑戦を支えてくれています。
今後社会の一員となっていくにあたって、自分の生活を支えてくれている周りの環境を当たり前だと考えず、感謝することのできる大人になっていきたいです。

Q 川辺町の魅力は?
A 自然豊かで散歩が楽しい

Q 川辺町での一番の思い出は?
A 山でターザンにあったこと

◇感謝の気持ち
・川上 さくらさん(出身:石神)
この20年間、多くの方々の支えのおかげで二十歳を迎えることができました。学校の先生方、習い事でお世話になった先生方、温かく見守ってくださった地域の方々、一番近くで支えてくれた家族。こうして思い起こすと、本当にたくさんの方々の顔が思い浮かびます。
子どもだった当時は、周りの大人がしてくれること、不自由なく過ごせることに対して、感謝しなければならないと思いつつも、頭のどこかで普通のことなのではないかと感じたこともありました。しかし、二十歳を迎えた今、そのありがたさや愛情の大きさ、偉大さに気付かされることが多くあります。
現在は、教員を目指し大学に通っています。子どもたち一人ひとりに寄り添うことができる教員を目指し、これまで多くの方々から受け取ったものを子どもたちに還元したいと考えています。感謝の気持ちを忘れない、温かな心をもった素敵な大人になりたいです。

Q 川辺町の魅力は?
A 自然が豊かで、地域の人が温かいところ

Q 川辺町での一番の思い出は?
A 夏のお祭りで花火を見たこと

◇「想い出」は前へ進むための道しるべ
・田島 実伶さん(出身:比久見)
二十歳という人生の大きな節目を迎え、気持ちが昂るとともに社会の構成員としての責任の重さを痛感しています。一昨々年は新型コロナウイルスが猛威を振るい、あらゆるものが変化を求められ、さまざまな情報が飛び交いました。見えないウイルスに底なしの不安を抱くこととなりましたが、時を経て新たな日常を築きつつあります。どんな状況下にあっても物事を前向きに捉え、責任ある行動と周囲の人への心配りができる大人になりたいと決意を新たにしています。
私はこの自然豊かな川辺町で生まれ、これまで多くの方々に支えられてきました。時に優しく、時に厳しくご指導くださった恩師の皆さま、喜怒哀楽を共にし青春を謳歌した友人たち、温かく見守ってくださった地域の方々、そして大きな愛情で包み込んでくれた家族に心より感謝しています。この先、予想外の出来事に遭遇し、困難に陥ったときは、これまで出会った方々との想い出を胸に精進していきたいと思います。

Q 川辺町の魅力は?
A 山や川など自然環境に恵まれているところ

Q 川辺町での一番の思い出は?
A 川辺おどり夏娘浴衣コンテストに参加したこと

◇バスケで得た経験を糧に恩返し
・中山 早織さん(出身:石神)
私は中学と高校でバスケ部に所属していました。初めはルールも知らず戸惑いもありましたが、顧問の先生やコーチ、家族に支えられながら日々を過ごしていました。楽しいことよりも辛いことの方が多かったですが、それでも私はバスケが大好きで「もっと上手くなりたい」「コートの上で活躍できる選手になりたい」という目標を常に持っていました。そんな私にとって、試合は部活の送迎や毎日の食事などで支えてくれた両親やいつも笑わせてくれる妹弟への感謝を伝える場でもありました。しかし、高一の終わり頃から新型コロナウイルスの影響により、無観客で試合が行われるようになり、それまで味わったことのない葛藤や苦しみを感じました。練習の成果を試合で家族に見せられないことが、私にとってはとても悔しくて、今思い返しても目がうるっときます…。この経験があるからこそ、家族や地元への感謝の気持ちを忘れず、この先の人生で様々な形で恩返ししていこうと思います。
今の私があるのは、6年間続けたバスケのおかげです。部活動は私の青春です。そこで得た多くの経験や学びをこれからの生きる力、挑戦する力に変えていきます。お世話になった先生方やコーチ、家族、川辺町、部活動、仲間へ。「バスケを好きにさせてくれてありがとう」

Q 川辺町の魅力は?
A 散歩中に出会った人とあいさつを交わす

Q 川辺町での一番の思い出は?
A 正月に養老軒のふるーつ大福を食べたこと

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