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~シリーズ~「川辺かるた」で巡る川辺の魅力

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岐阜県川辺町

◆「え」
・駅(えき)二(ふた)つ 高山線(たかやません)は ふるさと線(せん)
飛騨川、国道41号線、JR高山線は町を南北に併走している。その一つ、高山線は大正11年(1922)に岐阜から下麻生まで開通した。町内には中川辺駅と下麻生駅の二つの駅がある。昔も今も、通勤や通学を始め諸用の足として利用されている。駅舎は変わったが、誰にも高山線にまつわる思い出がよみがえる。汽車からディーゼルへ、ディーゼルから電車へ替わっても、国鉄からJRに替わっても、高山線はふるさと線である。

◆「て」
・天下(てんか)取(と)り 悲話(ひわ)伝説(でんせつ)の 城(しろ)の跡(あと)
観応元年(1350)、八坂山城が築かれた。永禄3年(1560)には肥田玄蕃が米田城を築き、米田庄一円を支配したが戦(いくさ)に敗れて落城した。一方、天正元年(1573)には、稲葉彦六が下麻生城に入った。(と言われている。)兼山城主、森長可に攻められて落城。女、子どもは断崖(だんがい)から唐傘(からかさ)を開いて飛び降りたという伝説がある。世は天下取りの時代。城跡に立てば古(いにしえ)が思い起こされる。

●「川辺かるた」とは…いろは48文字のうち「を、ん、ゐ、ゑ」を除いた44文字で構成され、川辺町のさまざまな魅力が札となって登場します。中央公民館の窓口にて1,000円(税込)で購入することができます。

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