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自治体の皆さまへ

町長の机から 第二六五回

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岐阜県川辺町

◆令和6年川辺町消防出初め式 町長告辞
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
輝かしい2024年、令和6年の年頭を飾る、伝統ある川辺町消防出初め式を挙行するにあたり、一言、ご挨拶申し上げます。
消防団の皆さんには、日頃、生業のかたわら、一万町民の生命、身体、財産を守る尊い業務に携わって頂き、誠にありがとうございます。ここに、深く感謝と敬意を表します。
身近に皆さんがいる、ということが、町民の安心・信頼を生んでいます。どうか、誇りをもって業務に邁進していただきたいと思います。
さて、多くの犠牲者と甚大な被害をもたらした令和6年能登半島地震。国民の驚愕と悲痛な叫びをもって、本年が始まりました。被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念するものであります。
このほか、近年は温暖化の影響もあって、頻発化・激甚化する自然災害に対し、充分に備えることが喫緊の課題となっています。夏の豪雨・台風・洪水や、大雪、地震、突風、落雷など、ありとあらゆる天災が降りかかってきます。そうした時、わが身や家族も顧みず、現場へと駆けつける皆さんの勇気と判断力を頼もしく思います。
現在、消防団が抱える大きな問題は、全国的に、団員の成り手が絶対的に不足していることです。定員を大きく割った団員数に頭を抱える団長も多くいます。そうした中で、川辺町消防団が継続して活動できることは、とても素晴らしいことです。どうか、防災のため、また仲間づくりのためにも、是非とも続けて頂きたいと思います。
また、加茂郡のほとんどの町村が、消防操法大会のために特化した訓練を取りやめたことは、団員の負担軽減をはかり、団員数保持に向けた苦渋の決断でした。是としたいと思います。
川辺町消防団は歴史と伝統に支えられた優秀な団体です。その自覚と誇りを持って、活動に邁進してください。町の安全・安心を守るため、日下部宏暁団長を中心とする消防団の皆さんと、一万川辺町民あげて、ともに頑張ってまいりましょう。
結びに、皆さんのご活躍と、さらなる発展、そして今年一年の川辺町の平安を祈念して告辞と致します。

令和六年一月七日
川辺町長 佐藤光宏

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