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令和6年度 当初予算(3)

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岐阜県川辺町

◆令和6年度 水道事業会計予算
令和6年度は、給水件数(水道の給水を受けている件数)3,755件、年間有収水量(水道料金の対象となる水量)935,424立方メートルを見込んでいます。

◇収益的収支(水道水を供給するための予算)※税抜き

給水収益:利用者に納めていただく水道料金収入
長期前受金戻入:現金の収入を伴わない会計上の収入
受水費:県営水道(岐阜県東部広域水道事務所山之上浄水場)から購入した水道水の代金
維持管理費:水道水を安定して供給するため、水道法で定められた水質検査や施設の点検・修繕のための費用
企業債利息:施設の更新や耐震化の工事の財源として借入した企業債の利息
減価償却費:現金の支出を伴わない会計上の支出

令和6年度は、支出より収入が少ないため、赤字予算(▲3,822万円)となります。今後は、人口減少や節水器具の普及により給水収益は減少する見込みです。それに対して、施設の老朽化による修繕費などの維持管理費用は増加するため、水道事業の経営は、さらに厳しくなる見込みです。

◇資本的収支(水道施設を整備するための予算)※税込み

企業債:建設・改良工事に必要な資金に充てるための借入
補助金・負担金:建設・改良工事に対する国の補助金や工事負担金など
建設改良費:老朽化した施設(配水管やポンプ施設など)の更新や耐震化の工事費用
企業債償還金:施設の更新や耐震化の工事財源として借入した企業債の返済金

令和6年度に計画していた重要給水施設配水管耐震化事業は、令和5 年度の国の補正予算にあわせ、前倒しで実施しているため、令和6年度の予算は前年度と比較すると減少していますが、施設整備事業は今後も継続して行っていきます。

◇令和6年度に実施する主な事業(令和5年度に前倒しで実施している事業)
重要給水施設配水管耐震化事業:
・下麻生加圧ポンプ所更新工事詳細設計…14,000千円
・山楠地内配水本管耐震化工事(1工区)…100,000千円
・国道41号線配水管耐震化工事(1工区)…78,800千円
・美濃川辺線配水管耐震化工事(1工区)…66,000千円
(※事業費は、令和5年12月の補正予算額です)

◆令和6年度 下水道事業会計予算
令和6年度は、水洗化件数(下水道を利用している件数)3,142件、年間有収水量(下水道使用料金の対象となる水量)832,720立方メートルを見込んでいます。

◇収益的収支(下水を処理するための予算)※税抜き

下水道使用料:下水道に接続している利用者に納めていただく使用料金収入
長期前受金戻入:現金の収入を伴わない会計上の収入
流域下水道維持管理負担金:岐阜県各務原浄化センターで汚水を処理するための費用
維持管理費:下水道施設の安定した運営のための施設点検や修繕などの費用
企業債利息:施設整備のために借入した企業債の利息
減価償却費:現金の支出を伴わない会計上の支出

施設を維持するための費用は、下水道使用料や一般会計からの負担金(下水道使用料を充てることが適当でない経費分)で賄うべきところですが、なお不足する分については、一般会計からの補助を受けている状況です。

◇資本的収支(下水道施設を整備するための予算)※税込み

企業債:施設整備に必要な資金に充てるための借入
補助金・負担金:施設整備に対する国の補助金や下水道が整備された土地に賦課された受益者負担金・分担金など
建設改良費:公共下水道や雨水管路の整備、公共汚水ますの設置工事費用
企業債償還金:施設整備のための財源として借入した企業債の返済金

整備した施設(ストック)を確実に運営・管理し、安全・安心で快適な住民生活を送るためのサービスを安定的に持続して提供するため、交付金を活用しながら、令和6 年度は以下の事業を実施します。

◇令和6年度の主な事業
・真空式下水道改修工事実施設計…37,000千円
・真空式下水道通報装置無線化実施設計…8,000千円
・下麻生地内不明水調査…22,000千円
・マンホールポンプ更新工事…48,100千円
・農業集落排水接続工事(1工区)…78,000千円
・天王町下水路改修工事(2工区)…79,100千円

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