◆適正飲酒
◇食事とアルコール
空腹状態でたくさんのお酒を飲むと、胃腸を強く刺激し粘膜を荒らしてしまうほか、アルコールが吸収されやすいため、急激に血液中のアルコール濃度が上がり、さまざまな障害が起こりやすくなります。
お酒と一緒に栄養バランスのとれたもの、特にタンパク質や脂質を含んだ食品を食べると、アルコールと胃の粘膜の接触を緩和し、アルコールの吸収のペースが緩やかになり、胃腸障害を予防することができます。
◇節度ある適度な飲酒
厚生労働省は、「節度ある適度な飲酒」として、1日平均純アルコールで約20g程度であるとしています。しかし、下記のことに留意する必要があります。
1.少量の飲酒で顔面紅潮を来すなどアルコール代謝能力の低い方は通常の代謝能力を有する方よりも少ない量が適当です
2.女性は男性よりも少ない量が適当です
3.65歳以上の方はより少量の飲酒が適当です
4.アルコール依存症の方は適切な支援のもとに完全断酒が必要です
◇主な酒類の換算の目安
(飲酒習慣のない方に対してこの量の飲酒を推奨するものではありません)
◆4月は「20歳未満飲酒防止強調月間」です
20歳未満の方がお酒を飲んではいけない5つの理由
1.脳の機能を低下させます
2.肝臓をはじめとする臓器に障害を起こしやすくなります
3.性ホルモンの分泌に異常が起きるおそれがあります
4.アルコール依存症になりやすくなります
5.20歳未満の方を守るために飲酒を禁ずる法律があります
問い合わせ:保健センター(担当 伊東)
【電話】53-2515
<この記事についてアンケートにご協力ください。>