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~シリーズ~「川辺かるた」で巡る川辺の魅力

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岐阜県川辺町

◆「あ」
・阿夫志奈(あぶしな)の 大木(たいぼく)くぐり 宮参(みやまい)り
阿夫志奈(あぶしな)神社は弘仁9年(818)、全国
に疫病(えきびょう)が流行し、この平癒(へいゆ)を願って建立(こんりゅう)されたと伝えられている。寛平9年(897)現在地に遷宮(せんぐう)。境内社として12社が祀られている。春の大祭では、壇尻(だんじり)が曳(ひ)かれ、祭り囃子(ばやし)に獅子舞が奉納される。蝿追男(はいおう)が獅子を手なづける掛け合いも行われる。境内(けいだい)には町指定文化財として多くの巨木が林立している。四季の祭りや初詣(はつもうで)には、氏子や住民が大木をくぐって宮参りする姿が見られる。

◆「さ」
・酒買(さけが)いの 儀式(ぎしき)おかし 春祭(はるまつ)り
菅原道真を祀る太部古天神社(たべこてんじんじゃ)の祭礼では、沛王(はいおう)のユーモラスな酒買い儀式が有名である。沛王は獅子を従え徳利を抱えて蔵元へ。一文銭で12文包んで当主に差し出す。「これで酒を売ってくれい。」当主は金を数えて「一文足りない。」沛王は獅子に尋ねる。獅子「あった、あった。」当主は徳利に八合、酒を入れて渡す。沛王、徳利に指を入れて獅子に見せる。獅子「指が濡(ぬ)れていない。」』といったやりとりがパントマイムで行われる。

●「川辺かるた」とは…いろは48文字のうち「を、ん、ゐ、ゑ」を除いた44文字で構成され、川辺町のさまざまな魅力が札となって登場します。中央公民館の窓口にて1,000円(税込)で購入することができます。

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