今後「川辺町小学校統合開設準備委員会」を開設する予定です。委員会には、総務部会、カリキュラム部会、施設部会など、専門委員会が置かれ、統合に向けて協議します。委員会は、地域代表、保護者代表、学校関係者、学識関係者で組織されます。
Q1 新しく統合された義務教育学校の校名や校歌は、どのような方法で決まるのですか?
A.これから立ち上がる専門部会で制作方法などを協議し、教育委員会で決定します。保護者、地域の皆さまへのアンケートや公募など、義務教育学校設立に向けて先行した自治体を参考にしたいと考えています。
Q2 新しく統合された義務教育学校の校区は広くなりますが、通学はどうなりますか?
A.文部科学省の基準では、小学校の通学距離はおおむね4km以内と規定されています。校区が広くなることにより、遠くから徒歩通学する児童の負担を考え、スクールバスの導入を検討しています。スクールバスの運用については、保護者や地域、学校からご意見を伺い、安全面を第一とした運行ルートや時間、範囲などを専門部会で協議します。
Q3 新しく統合された義務教育学校のPTAは、どうなりますか?
A.PTA組織を一体化します。小学校1年生から中学校3年生までの保護者が交流することで、義務教育9年間の見通しをもって家庭教育を充実させるという効果も期待できると考えています。また、一体化することで、PTA役員数を減らせることや小・中学校それぞれにお子さんが在籍している保護者のPTA役員の負担が小さくなることなど、保護者の負担軽減になります。
Q4 令和5年度から導入しているコミュニティスクール※としての活動は、どうなりますか?
A.PTA組織と同じように一体化します。部会を取り入れる予定ですが、校区別か活動別かは、検討する必要があります。今後、小・中学校それぞれの学校運営協議会を合同で開催して討議し、それを受けて専門部会で協議します。
※コミュニティスクール…学校運営協議会を設置した学校のことで、保護者や地域の方が学校運営に参画することができる。
Q5 義務教育学校になると、今までの小・中学校で行われてきた行事は、どうなりますか?
A.入学式は1年生、卒業式は9年生となります。6年生の卒業式は、前期課程修了式という形式で行うなど節目を大切にした行事として位置付けたいと考えています。その他の行事は大きく変わることはありませんが、義務教育学校の特性を生かし、1年生から9年生までのすべての学年が参加できる行事を工夫していきます。
これまで行われてきた学校行事を生かしながら「望ましい人間関係を形成し、集団への所属感や連帯感を深め、公共の精神を養い、協力して学校生活を築こうとする自主的実践的な態度を育てる」ことができるようにしていきたいと考えています。今後、専門部会で協議します。
Q6 新しく統合された義務教育学校の部活動は、どうなりますか?
A.川辺中学校では、令和6年度から休日の部活動が地域移行されています。平日の部活動の地域移行については教育委員会で今後討議していきます。新しく統合された義務教育学校では、部活動を開始する学年も含めて総合的に決定していきます。専門部会で協議する予定です。
問い合わせ:教育支援課(担当 渡辺、平野)
【電話】53-2650
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