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〔特集〕「誰か」のことじゃない。人権って何だろう?(2)

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岐阜県恵那市

■人権擁護委員
人権擁護委員は、人権擁護委員法に基づき法務大臣から委嘱されます。
主に、人権相談を受けたり、人権の考え方を広めたりする活動をしながら、市民の皆さんの問題解決の手伝いをしています。
全国で1万4千人が委員になっており、本市では、各地域1~2人(計16人)が積極的な活動を行っています。
ここでは、人権擁護委員の活動を紹介します。

▽人権相談
特設人権相談として、人権擁護委員が面談による人権相談を受け付けています。職場や家庭、地域での人権問題全般が相談できます。相談は無料で、プライバシーは厳守します。安心して利用ください。
日時と場所:本紙19ページ「相談コーナー」に毎月掲載(予約不要)
※年間予定は市ウェブサイトで確認ください
※電話やインターネットで相談する方法もあります。詳しくは本紙6ページに掲載しています

▽人権啓発
法務省が行う「人権の花運動」は、花を育てることを通じて生命の尊さを感じるとともに、優しさと思いやりの心を育てる活動です。
本年は、10月6日に恵那東中学校で鉢植えを植えました。花は各クラスで大切に育て、お世話になった地域の方などにプレゼントしました。

「日頃の感謝の気持ちと、これからもよろしくお願いしますという思いを込めて花を植えました。きれいに咲いて、私たちの気持ちが花から伝わるとうれしいです」

10月26日には恵那東中学校で、県人権啓発活動ネットワーク協議会による「車いすバスケットボール体験教室」が行われました。
車いすバスケットボールチーム岐阜SHINE(シャイン)の池戸義隆(よしたか)選手らを招き、体験を通じて、障がいのある方への理解を深めました。

「車いすに座ると立っているより低いから、視界がいつもと違いました。ゴールが高く感じました」
「歩けないとかわいそうと思っていたけど、違いました。障がいがあっても変わらない。むしろ選手の人たちの方が、私たちより生き生きとしていると思いました」

▽人権教室
人権の大切さを多くの人に知ってもらい、考えてもらうため、啓発活動を行っています。
11月15日には山岡こども園を訪問し、大型絵本と紙芝居の読み聞かせを行いました。物語を通じて、友達との関わり方や助け合う心などを伝えました。

■一人で悩まず、気軽に話して
中津川人権擁護委員協議会恵那市地区部会会長 塚田益巳(ますみ)さん

平成26年に委員となって、これで9年目です。前任者から、元教員としての経験を生かしてやってみないかと言われたことがきっかけでした。

▽主な活動は、相談や啓発
普段の主な活動は、人権相談や啓発活動です。
人権相談は、相談日を設けて、市内各地域の委員が相談を受けています。傾聴を心がけ、悩みに寄り添って対応することを大切にしています。
その他、学校を通じて配布している「こどもの人権SOSミニレター」が届くこともあり、内容をしっかりと読み取って、丁寧に返事を書くようにしています。また、人権の花運動など、法務局や県が行う啓発活動にも参加します。

▽歌や物語で伝えることも
子どもたちへの活動では、人権教室を行っています。中学校では講師を招いた講演会を、こども園や小学校では歌を歌ったり大型絵本の読み聞かせをしたりしています。歌や物語を通じて人権とは何かを考えてもらおうと実施しているので、絵本を読んだ後に子どもたちが「友達を大切にしよう」などと言って教室が温かい雰囲気になると、とてもうれしいです。
ただ、活動を知らない方も多く、それぞれの地域の方に人権擁護委員をもっと身近に感じてもらえるよう、工夫が必要だなと思っています。

▽気軽に相談して
人権相談を受けていると、人権問題とは直接関係がないような話になることもあります。でもそれでよいと思っています。私たちが分からないときは専門の相談先を紹介しますので、悩み事はため込まず、ぜひ気軽に利用してください。

■パートナーであることが宣言できます
9月1日から、県パートナーシップ宣誓制度が始まりました。
この制度は、二人が互いを人生のパートナーとし、協力しながら日常生活を共にすることを知事に宣誓し、県が宣誓書受領証を交付する制度です。
法律上の婚姻とは異なり、宣誓によって法的な権利が発生するわけではありませんが、二人の人生を尊重し、自分らしく暮らすことを応援するものです。
宣誓は、性的少数者や事実婚カップルなどが行うことができます。詳しくは、県ウェブサイトを確認ください。

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