〔Pick Up Information 注目情報〕市指定文化財に新たに指定

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■貴重な歴史資料　江戸時代の岩村城の絵図

市内の文化財のうち、歴史的・芸術的に価値が特に高いものを市指定文化財に指定しています。
市教育委員会は、当時の城と城下町の景観を把握し、復元することができる貴重な資料であるとして、5月24日付けで江戸時代の岩村城の情景を描いた「岩村城真景(しんけい)図」を市有形文化財に指定しました。

◇概要
種別：市有形文化財
種類：歴史資料
名称：岩村城真景図
数量：掛け軸1幅(大きさは縦190センチ、横80センチ)
作者：田辺恕亭(じょてい)(儒学者)
年代：1835(天保6)年
所在地：岩村歴史資料館(岩村町)
資料内容：
岩村城と城下町が上から見て描かれています。城はわざと簡略に描き、曲輪(くるわ)ごとに特質を描き分けています。城下町は、道路や御厨(おうまや)・乗政寺(じょうせいじ)・盛巌寺(せいがんじ)・桜稲荷などの位置が的確に描かれています。藩主邸をはじめとして街路に建ち並ぶ建物は、その性格や屋根の構造などにより描き分けられていると見ることができます。

◇展示
展示期間：7月4日(火)～28日(金)
場所：岩村歴史資料館
開館時間：午前9時～午後5時(月曜日休館)
入館料：一般…300円、高校生以下…無料

問合せ：生涯学習課
【電話】内線472