■「まなぶ」拠点施設に新たに整備する資料館
市では、旧岩村振興事務所を「まなぶ」拠点施設とする整備を進めており、2階に岩村歴史資料館を移転します。
令和10年度の開館に向け、歴史資料館整備検討委員会が整備の基本構想を検討しています。同委員会でまとまった基本方針をお知らせします。
◆基本方針
新たに整備する歴史資料館は、市全体の歴史資料館と位置づけ、「まなぶ」拠点として、多様な地域遺産を保存継承します。
▽生涯学習
小中学校の地域学習や、市民の学びを支援
▽まちづくり
山城や郷土芸能など、地域遺産を生かしたまちづくり活動を支援
▽歴史観光
岩村城下町や中山道、日本大正村など、歴史観光の入口
構想案や整備の進行状況は、市ウエブサイトで公開しています。
◇市歴史資料館整備検討委員会委員長
可児光生(みつお)氏
「新たな歴史資料館は、(1)市民の学びやまちづくりの拠点となる施設(2)観光に訪れた方に歴史文化を紹介できるような施設の二つの視点を大切にしています。
ただ資料を収集保存し、展示・調査研究するだけではなく、多世代へ学びの機会を提供すること、各地域の歴史文化を生かしたまちづくり活動と連携していくことが大切です。
市民に愛され、あってよかったと思える施設を目指し、皆さんと一緒に考えていきたいです。」
問合せ:文化課
【電話】26-2153
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