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〔特集2〕移住者が語る恵那の魅力 ええなあ 恵那での暮らし(1)

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岐阜県恵那市

「恵那は田舎で何もないところ」「専門的な勉強、都会にしかない仕事がしたいなら、出て行った方がいい」このように思っている人が、あなたの周りにいませんか。
確かに、自分がやりたいことの全てが、恵那でできるとはいえません。しかし恵那は、何もないところ、何もできないところなのでしょうか。
今回は、転出入の現状と、移住者から見た恵那の魅力を紹介します。恵那での暮らしを、改めて見つめてみませんか。

■転出が続く現状
マイナス202人。昨年の本市への転入者から、転出者を引いた数です。
転入・転出を比べると、1999年からは転出の方が多く、ここ数年は、毎年平均で200人前後の転出が続いています。
さらに細かく見ていくと、20代、特に女性の転出割合が多いことがわかります。主な転出理由は職業上がトップ、次いで結婚等、学業上となります。
高校卒業時、進学しようと考えると、恵那から通える学校は限られてしまいます。就職でも職種が限られてしまうため、若者世代が一度恵那を離れると再び戻ることが少ないという事実もあります。

■転入者の中には移住も
では、125人。この数字は何を表しているのでしょうか。これは、昨年度、本市に移住定住した方の人数です。ここ数年、約50世帯、130人前後の方が恵那に移住してきています。
移住してきた方に、恵那での暮らしを聞くと、
・アクセスが良く、田舎に住みながらも都会に出やすい
・市街地のスーパーで大体の物はそろう。ネット環境も整備されていて買い物の不便はない
・移り変わる自然を間近で堪能できて、生きた心地がする
など、肯定的な言葉が多く聞かれます。

■未来の人材の学びの場を設置
現在、市では、さまざまな取り組みを始めています。若者世代の流出に対しては検討委員会を立ち上げ、アンケート調査や大学への聞き取り、実証実験などを元に、昨年7月「恵那未来キャンパス」を開設しました。
恵那未来キャンパスでは、最先端のITやデジタルスキルを学ぶとともに、都会で行われているような講義などを、恵那にいながら受けることができます。

■子育て世代への支援を充実
さらに、子育て支援にも力を入れ、高校生世代までの医療費を無償としました。その他、多子世帯の児童福祉サービスの無償化、公園の再整備などで、さらなる充実も図っています。

■「何もない」を見直そう
次ページからは、移住者へのインタビューを通して、外の視点から見た恵那を紹介します。
私たちは、恵那にないものを外に求めがちです。今一度、風土や文化、重ねてきた歴史、市の取り組みなど、ここに「ある」ものに目を向け、恵那での暮らしを考えてみませんか。

■田舎暮らしランキング本で全国1位に
月刊誌『田舎暮らしの本』2024年版「住みたい田舎ベストランキング」人口3万~5万人のまちの部門で、本市が初の全国第1位に選ばれました!さらに、東海エリア部門でも第1位となり、住みやすい町として高く評価されました。

▽人口3万~5万のまち
総合部門:1位
子育て世代部門:1位
シニア世代部門:1位
若者世代・単身部門:12位

▽東海エリア
総合部門:1位
子育て世代部門:1位
シニア世代部門:1位
若者世代・単身部門:3位

このランキングは、移住や子育て、日常生活、交通、医療、就業などの施策や、自然や環境など、幅広い調査項目の集計で順位が決まります。暮らしやすい町にするため各施策を拡充してきたことや、各地域で移住者を積極的に迎え入れるために努力してきたことなどが評価につながりました。

■市移住情報サイト グットローカルえな
移住情報をぎゅっと集めたサイトができました!
恵那の魅力を、市内外の皆さんに伝えます。
(本紙2次元コード参照)

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