■ソフトボール全国大会で優勝
チームメイトと共につかんだ栄光
令和6年3月16日~3月19日に富士山スタジアム(静岡県富士宮市)で行われた、第42回全日本高等学校女子ソフトボール選抜大会で、見事優勝した多治見西高等学校。馬場玲奈さんと仁平紗知さんはそんな強豪校に所属し、毎日練習に励んでいる。
馬場さんと仁平さんは、幼稚園時代からの幼馴染で、恵那東中学校在学時からソフトボール部に所属している。高校を決めるとき「もっと強いチームで戦いたい」と考え、選んだのが偶然二人とも多治見西高等学校だった。
高校では、愛知県や大阪府などからも強い選手が集まり、レベルが高く練習は厳しかった。練習量も多く、平日は3時間半から4時間、休日は7時間にもなる。「実は嫌になることもあった」と明かすが、ソフトボールが好きという気持ちが常にあり、励まし合って続けることができた。
優勝を果たした今大会では、昨年のベスト16という成績を上回ることができるよう、基礎練習から見直し、実戦練習も多く取り入るなど工夫をしてきた。その成果もあり、県勢初の優勝をつかみ取ることができた。仁平さんは、「優勝することができてうれしい。応援などでチームメイトのプレイを支えることができた。次の大会はレギュラーとして出場できるよう頑張りたい」、馬場さんは「一緒に頑張ってきた仲間と優勝できてうれしい。今後は苦手なところを克服し、チームに貢献したい」と話す。
6月には、高校生活最後の大会が始まる。新たな戦いを前に二人は、「練習してきたことを出し切り、優勝できるよう頑張りたい」と熱い意気込みを語った。
◆仁平紗知(にへいさち)さん(17歳)(大井町原)
□プロフィル
恵那東中学校を卒業後、多治見西高等学校へ進学。ソフトボール部でのポジションはピッチャー。
将来の夢はスポーツの経験を生かして柔道整復師になること。K-POPの音楽を聴くことが好き。
◆馬場玲奈(ばばれな)さん(17歳)(大井町関戸)
□プロフィル
恵那東中学校を卒業後、多治見西高等学校へ進学。ソフトボール部でのポジションはセカンド。
将来の夢は社会に貢献できる警察官になること。音楽を聴いたり歌ったりすることが好き。
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