市では、財政状況の公表に関する条例の規定に基づき、定期的に財政状況を公表しています。ここでは、令和5年度下半期の状況をお知らせします(3月31日時点)。
また、市民の皆さんに財政への関心を深めていただくため、総合的な財政状況をウェブサイトで定期的に公表しています。
■一般会計は全体の90パーセントを収入済み
一般会計の収入率は90.3パーセント、支出率は83.2パーセントです。特別会計では収入率は88.3パーセント、支出率は95.1パーセントです。一般会計と特別会計の予算年度は、4月1日から3月31日までですが、翌年度の5月までを出納整理期間として前年度中の支払いを整理する期間としています。収入でも国・県の支出金や市債は、事業の完了後に収入するため、出納整理期間に収入の手続きを行います。
令和5年度の決算は、本紙10月号に掲載する予定です。
■市債は369億円
市債とは、市の借金のことです。
一般会計では、借入残高が238億2897万円、企業会計も合わせると369億2147万円で、市民1人当たり79万4865円です。
市債の元利金の一部は、地方交付税として国の財政支援の対象となるため、実際の市の負担は、借入残高よりも軽減されます。
■基金は237億円
基金とは、市の貯金のことです。
一般会計は210億4684万円、特別会計では12億9111万円です。これに、運用のための基金と企業会計の基金を合わせると、237億3996万円で、市民1人当たり51万1086円です。
※端数処理のため金額が合わない場合があります
◇歳入の状況
全体の収入率88.1パーセント
◇歳出の状況
全体の支出率85.7パーセント
◇市債の状況
◇基金の状況
※人口は4月1日現在の46,450人を基準
問合せ:財務課
【電話】26-6803
<この記事についてアンケートにご協力ください。>