SDGs未来都市事業として、地域の風土に根ざした食のまちづくりが始まっています。9月からは、認証店の利用でポイントがたまる「ふうどポイント」も開始。食からSDGsを進めませんか。
■食」の認証制度
恵那ふうど認証は、市内産の農畜産物を使用した商品や恵那ならではの食文化を生かした商品を提供し、SDGsに取り組む市内の食品加工事業者・食品販売店・飲食店・宿泊事業者を、市が認証する制度です。現在、市内の20事業者が認定されています。
■地産地消やSDGsに
認証事業者は、SDGsの推進に取り組む他、市内の農家と連携し、おいしくて安心・安全な食を皆さんに提供しています。今回は、認定事業者のうち4人から、その取り組みを聞きました。
恵那ふうど認証の特設ウェブサイトでは、全ての認証事業者を紹介しています。認証を受けた店舗や事業所で商品を購入することは、SDGsや地消地産に貢献する一歩につながります。店舗などにはステッカーが表示されています。認証事業者を利用して、恵那の食を応援しませんか。
◆01 旅館いち川(ichikawa)
▽地元食材を使った料理で、生産者の思いも届けたい
食材の背景にあるストーリーや地元生産者の温かさを、料理を通じてお客さまにそのまま届けたい。そういう思いを込めた料理を通して「恵那に来てよかった」と思ってもらえたらうれしいです。
・地元産の米や野菜、肉などを使った料理を提供。地元食材をふんだんに使った料理は国内だけでなく海外の方にも喜ばれます。
◆02 みかさぎ麹屋(mikasagikoujiya)
▽地元のもの、季節のものを大切に、食文化をつないでいきたい
同じ恵那の中でも、作り手や作る場所の風土によってこうじの味が変わり面白く奥深いと感じています。地元で採れる季節のものを大事にしながら、地元の食文化を受け継ぎ、未来につないでいきたいです。
・こうじや、こうじ加工品を販売。笠置山から流れる水で育った米を使い、稲作から商品加工まで全て手作業で行っています。
◆03 有限会社岩島屋(iwashimaya)
▽地元の農家のおいしい肉を、地元の皆さんに届けたい
畜産に関わる不安な出来事もありましたが、地元のおいしい肉を地元の皆さんに食べてもらいたいという思いは、ずっと変わりません。今後も、この土地ならではの肉のおいしさをさまざまな形で伝えたいです。
・県産の飛騨牛や恵那鶏、寒天で育った市産の豚肉など、地元産の肉の販売に力を入れています。地元の肉を使った総菜も販売。
◆04 山丸屋商店(yamamaruya)
▽生産者と消費者をつなぎ、地元のおいしい米を広めたい
岩村にこんなにおいしいお米があるのに、広まらないのはもったいない。地元の生産者と消費者をつなぐ窓口となって、市内外を問わず、もっと多くの人へ地元の米の良さを知ってもらいたいです。
・岩村町富田産の米だけを取り扱い、地元産にこだわって販売しています。遠方からわざわざ買い求めに来る方も多くいます。
■恵那ふうど応援キャンペーン「ふうどポイント」
認証事業者の商品やサービスの利用をさらに広げるため、キャンペーンを行います。キャンペーン期間中に対象の商品購入かサービス利用で、1商品につき1枚のポイントシールがもらえます。シールを集めると、抽選で市の特産品が当たります。
キャンペーン期間:9月1日(日)~令和7年1月31日(金)
プレゼント:
・5枚…1,000円相当の市特産品(抽選で150人)
・10枚…2,000円相当の市特産品(抽選で50人)
・Wチャンス…10枚集めて応募した方から5,000円相当の市特産品(抽選で5人)
対象商品:
※購入場所や対象商品など、詳しくはウェブサイトを確認ください
応募方法:
(1)対象商品を購入すると、ポイントシールが1枚もらえる。
(2)シールを必要枚数集め、専用はがきか郵便はがきに貼って、郵送する。
※専用はがきは、購入店かふうど認証ウェブサイトで入手できます
応募期限:令和7年2月28日(金)
※応募は1人1回
応募先:〒509-7292 恵那市役所農政課内 恵那ふうどキャンペーン係
問合せ:農政課
【電話】26-6831
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