■議員5名が町政を問う
本定例会の一般質問の要旨をお知らせします。
質問の全文はこちらからご覧ください。(2次元コードは本紙をご覧ください。)
※公式の会議録ではありません。
■平井豊司議員
▽マイナ保険証の普及とスムーズな移行について
マイナ保険証を利用すると、薬剤や診療データに基づくより良い医療を受けることができる。手続きなしで高額医療費の限度額を超える支払いが免除される。マイナポータルで確定申告の医療費控除が簡単にできる。就職、転職、引っ越し後も、健康保険証等として使えるなど利点が多々ある。
12月2日から従来の健康保険証が新規発行されなくなり、マイナ保険証の利用を基本とする仕組みに移行することとなっているが、住民の不安を払拭するため広報すべきでは。
▽町長
現行の健康保険証は、本年12月2日から新規の発行が廃止されマイナ保険証に移行する。
国民健康保険および後期高齢者医療保険の保険証は、来年7月31日まではこれまでどおり使用可能となっている。また、健康保険組合等の保険証も最長で来年12月1日まで使用可能であり、それ以降はマイナ保険証を利用するか、現在加入している医療保険者から交付される資格確認書で医療を受けることができる。
町所管の国民健康保険および後期高齢者医療保険の加入者に対しては、本年7月の保険証更新時にマイナ保険証に関するお知らせを配付し、広報いびがわ7月号の後期高齢者医療制度についてのお知らせにあわせてマイナ保険証に関するお知らせも掲載したところである。
町としては、広報いびがわ10月号において、12月2日から現行の保険証の新規発行が廃止される制度の概要やマイナ保険証のメリット、利用方法等について掲載する予定。引き続き、町のホームページやチラシ等を活用し、マイナ保険証の利用促進とスムーズな移行に取り組みたい。
■小倉昌弘議員
(1)上野地区の産業廃棄物について
(2)貝月森林総合利用施設について
(3)残土処理場について
(4)いびがわの祭りについて
(1)上野地内の住宅用分譲地に20年間も放置されている産業廃棄物の撤去について町の対応は。
(2)貝月第2ペアリフト撤去工事が終わった部分の山肌がむき出しになり土砂が流出している。大規模な土砂崩れも懸念されるが対策工事等の予定は。
(3)日坂地区の残土処理場で、側溝には土砂が溜まったままとなっており大変危険である。側溝の管理者は誰でどの程度土砂を除去しているか。
(4)前島橋から花火が見られないように柵が設置されたのはなぜか。
▽町長
(1)建設会社による建設廃材の不適正処理案件となっている。法律上、産業廃棄物の処理の指導監督は県の所管であり、県においては以前より行為者に対して指導等対応していただいているところである。
町としても、パトロールを行うなど現場確認を実施するとともに、行為者に対しての撤去指導を県に引き続き強く要請し、不適正処理案件の解消に努めたい。
(2)リフトの撤去工事のため、重機の進入路を仮設で開設し、工事完了後に埋戻した部分で山肌が見えている状態となっている。
キャンプ場利用者がテントサイトとして使用するエリアは、土砂の流出防止対策として土のう工や崩土除去などの対応を進めてきたところである。ゲレンデ跡地は、今後も引き続き現場の状況を注視する中で必要であれば緑地対策、排水対策を講じたいと考えている。
(3)日坂地区の残土処理場は、県農林事務所が使用、管理している。豪雨などの後には町も巡視をして現場を確認し、異変があれば県に報告し除去等を依頼している。今後も残土受入れに伴い、側溝を延伸するなど土砂の流出がないよう適切な管理に努めたい。
(4)柵は、橋からの転落防止と将棋倒し等の防止など安全対策のため、警察の指導により設置したもの。大勢の方にお越しいただくため安全対策を講じながら事故や事件が発生しないよう関係機関との協議を重ね、想定されるリスクを排除するための対応をしつつ実施していることを御理解いただきたい。
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