■揖斐川町は、住民の皆さんの子育てを応援しています。~子育て支援センターの紹介~
▽親子で楽しんだ秋 運動会・収穫体験・図書館訪問
「スポーツの秋」健康広場で運動会を行いました。年齢ごとの競技やお家の人の競技、“バナナくんたいそう”の曲に合わせての体操など、30組の親子が元気に体を動かすことができました。
「収穫の秋」地域の方のご厚意でさつまいも掘りを体験させていただきました。土を掘っていくと、さつまいもを発見!汗をいっぱいかきながら、大きなおいもをたくさん収穫することができました。
「読書の秋」いびがわ図書館に出かけ、館内の説明を聞いたり、絵本を見たりしました。職員の方による絵本の読み聞かせに子ども達は大喜び。最後まで静かに見ることができました。どの秋も親子で楽しむことができました。
■子育てちゃんねる~
▽DCD 発達性協調運動症について~
発達性協調運動症(DCD)とは、目と手、手と足など体の複数の部位を連携して同時に動かすことに著しい困難さがある発達障害の一種です。身のこなしがぎこちなく、運動が極端に苦手、衣服の着脱に時間がかかる、ハサミが使えないなど日常生活に支障が出るほどの不器用さがあります。発症頻度は5歳~11歳の子どもの約5~6%といわれ決して少なくありません。また、自閉症スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)などの発達障害との合併率が高いといわれていますがつい見過ごされがちです。心身の成長著しい幼少期や学齢期の子どもが不器用さによる劣等感などで苦しむことがないようにDCDに対する理解を深めることが大切です。~引用 発達支援PriPriパレット~
問合せ:児童発達支援事業所いびがわアップル
【電話】23-1139
■いきいき園キッズ!
▽サイコロ選んで楽しいお話~たにぐみ幼児園~
5歳児は活動の合間にお話サイコロ(ストーリーキューブズ)を楽しんでいます。ルールめいたものがはっきり設定されておらず、自由度が高いことが特徴の遊びです。
机にサイコロを出すと、じっとサイコロの目を見ています。最初の子がサイコロを選び、「かじです」とサイコロの目を見せます。何を話そうかじっと考えます。他の友達もどんな話になるのか緊張の面持ちで待っています。「むかーしむかし、ホテルがかじになりました」大人は「えっ、ホテル…昔なのに」と思いましたが子ども達は真剣で次に話をつなげるために必死です。
次の子がおばけのサイコロを見せ「おばけがそらからみていました」と話を続けました。おばけを想像して体を震わせる子もいました。なかなか話を考えられない子もいますが、みんなはじっと話をするのを待っています。保育士も口出ししたい気持ちを抑えて待ったり、発した言葉を補足しています。友達の話した言葉にびっくりしたり微笑んだりいろいろな表情を見せてくれます。最後は話がまとまりみんな一安心です。
正解や不正解はなくサイコロに描かれた絵をイメージして自分の想像力を刺激すること、競ったり勝敗を決めたりすることがないので少し自信のない子も徐々に楽しめるようになってきました。
この遊びを通して自分で言葉を選んで話をし、思いをわかるように伝えることも少しずつできるようになってきました。聞く力もついてきたようにも感じます。子ども達がもっている力が存分に発揮できるよう遊びが楽しめるようにしていきたいと思います。
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