■議員7名が町政を問う
本定例会の一般質問の要旨をお知らせします。
質問の全文はこちらからご覧ください。(2次元コードは本紙14ページをご覧ください。)
※公式の会議録ではありません。
■衣斐良治議員
▽横山ダムから徳山ダムまでの国道417号道路整備促進について
11月に開通した冠山峠道路(クラウンロード)を最大限活かすためにも、大型バスのすれ違いが困難な箇所の多い横山ダムから徳山ダムまでの道路整備は喫緊の課題である。
当該区間の道路整備については、以前から国や県に要望してきたが、現在の状況は。
▽町長
横山ダムから鶴見までのうち、平成30年に完成した川尻橋、川尻トンネルを含む横山鶴見バイパス(1.3km)を除く区間は、大型車両同士のすれ違いが困難な親谷橋や、2車線あるものの路肩が狭く線形不良区間が続くことから、早期の道路改良が望まれている。
こうした中、冠山峠道路の開通に合わせ、本道路の管理者である岐阜県揖斐土木事務所により、法面対策工事が実施され、令和4年度末には、雨量による異常気象時通行規制区間が解消された。
福井県との「ひと」や「もの」の交流を推進するためにも、線形不良区間の道路改良は必要であり、引き続きあらゆる機会を捉え、国や県に強く要望したい。
■衣斐良治議員
▽新築住宅建設等奨励金の増額について
物価高騰により住宅の建設費が高くなる中、移住定住対策、物価高騰対策のひとつとして新築住宅建設等奨励金を増額しては。
▽町長
当制度は、定住促進、地域経済の活性化を図るため、住宅を新築(購入)される方に最大60万円を交付する制度で、毎年30件近い実績がある。
物価高騰による奨励金増額の提案であるが、物価高騰の影響は、新築住宅にとどまらず、増改築や補修・修繕など住宅関係だけでも多岐にわたり、住宅以外の様々な分野にまで及ぶことから、町としては、一部の人や特定の分野への支援に偏ることなく、幅広い支援に努めるべく、水道基本料金の免除、ゴミ袋の無償配布、プレミアム商品券の発行などを行ってきた。
これらのことから、物価高騰対策として、新築住宅への奨励金制度についてのみ見直すことは考えていないが、定住対策及び物価高騰対策は、引き続き様々な観点から進めていく。
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