令和6年第2回揖斐川町議会定例会が、3月1日から8日までの8日間の会期で開催されました。
1日の定例会初日の本会議で、議長および副議長の選挙が行われました。
続いて町長から、令和6年度予算案をはじめ51議案の提案説明がされ、このうち6議案が可決・同意され、残りの議案の審査は各常任委員会、予算特別委員会に付託されました。
4日には総務文教および民生建設の各常任委員会が、5日には議員全員で構成する予算特別委員会がそれぞれ開催され、付託された議案の審査が行われました。
7日の本会議では、9名の議員が一般質問を行いました。
8日の定例会最終日の本会議では、付託された45議案の審査結果が各委員長から報告され、採決の結果いずれも原案のとおり可決されました。また、町長から追加提出された人事案件1件および議員提出の「揖斐川町議会議員の請負の状況の公表に関する条例」についても可決されました。
本定例会に提出された案件の主な内容、一般質問および答弁の要旨は次のとおりです。
■条例案件
▽揖斐川町長の専決処分事項に関する条例
地方自治法の規定により、議会の権限に属する軽易な事項で、町長が専決処分を行うことができる事項を指定するための条例が制定されました。
▽揖斐川町監査委員条例の一部を改正する条例
地方自治法の一部改正により、引用する法の規定に条ずれが生じたことに伴う改正が行われました。
▽揖斐川町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
地方自治法の一部改正により、育児休業中の会計年度任用職員に対し勤勉手当を支給できるよう、改正が行われました。
▽揖斐川町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
重大な災害の発生または発生するおそれのある現場での業務に従事した際に、特殊勤務手当を支給できるよう、改正が行われました。
▽揖斐川町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
地方自治法の一部改正により、会計年度任用職員に対し勤勉手当を支給できるよう、改正が行われました。
▽揖斐川町手数料徴収条例の一部を改正する条例
戸籍法の一部改正により、本籍地以外での戸籍証明書等の交付が開始されることに伴い、手数料の一部改正が行われました。
▽揖斐川町債権管理条例
町の債権管理の適正化を図るための条例が制定されました。
▽揖斐川町基金条例の一部を改正する条例について
春日地域の活性化に資する新たな基金を創設するための改正が行われました。
▽揖斐川町かすがモリモリ村リフレッシュ館の設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例
▽揖斐川町貝月森林総合利用施設の設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例
▽揖斐川町月夜谷ふれあいの里総合利用施設の設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例
▽揖斐川町久瀬温泉施設の設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例
▽揖斐川町いび川温泉施設の設置及び管理に関する条例の全部を改正する条例
利用料金の上限を設定し、指定管理者が料金を定めることができるよう、5つの条例について改正が行われました。
▽揖斐川町藤橋温泉温泉スタンドの設置及び管理に関する条例を廃止する条例
老朽化した施設の廃止に伴い、条例が廃止されました。
▽揖斐川町営住宅条例の一部を改正する条例
▽揖斐川町特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例
▽揖斐川町営単独住宅管理条例の一部を改正する条例
入居要件の緩和を行うため、3つの条例について改正が行われました。
▽揖斐川町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
損害補償に係る補償基礎額を引き上げるための改正が行われました。
▽揖斐川町議会議員の請負の状況の公表に関する条例
地方自治法の一部改正により、議員個人の請負に関する規定が緩和されたことに伴い、議員の請負状況の透明性の確保と議会運営の公正などを図るための条例が制定されました。
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