村長室から

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我が家の池に薄氷が張った寒い朝、つがいのヒヨドリが南天の実をついばみに来ていました。春近しです。弥生三月は別れと旅立ちの季節。卒業、卒園、就職などで巣立ちする皆さんに私の好きな言葉を贈ります。「凛りり々しい」という言葉です。辞書を引くと『態度が堂々としていて強い意志を持ち、健康的で頼りがいのある様』とあります。常に憧れを持つとともに一歩でも近づきたいと感じています。そんな人を目指して成長されるように心からのエールを贈ります。

新型コロナは、県の感染症判定基準ではレベル2になり「医療ひっ迫防止対策強化宣言」は2月5日で終了しました。
また、5月8日をもって感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ類に位置付けることが決定し、少しずつですがウィズコロナ、アフターコロナに向けての歩みが始まった感じがします。
実感として、事業再開やイベント、懇談会などの相談、打ち合わせが増えてきました。
こうした機運を背景に5月3日、第31回を数える「つちのこフェスタ2023」の開催を決定いたしました。
イベント内容は「つちのこ本気捜索隊(限定270名)」「つちのこ宝探し」「つちのこ捜索ラリー」をメインに、マスつかみやステージイベント、飲食屋台村、お楽しみ抽選会など盛だくさんなイベントを計画しています。大きく変更になった点は、過去の反省を活かしイベントなどに参加できるパスポートやつちのこ本気捜索隊参加チケット、駐車券の購入には、事前申し込みが必要になったことです。3月1日から一斉受付を開始しており、定員に達したところで締め切りになります。
申し込みは専用サイトからになりますので、村のホームページなどでご確認下さい。

来る令和5年度は、広報でも何回かお知らせしましたように、第六次総合計画のスタートの年度です。これ以外にも、地域福祉計画、障がい福祉計画、介護保険事業計画など、村の大事な将来計画を立てる年度にもなっています。
何事にもしっかりとした計画なしでの事業の成功はあり得ないと思っています。アンケートや策定のための委員会など地域の皆様方のご意見をしっかりと受け止めることと、3年、あるいは5年の将来計画になりますので、求められるサービスの質や人口動態、国・県の制度の変遷などの情報をしっかりと調査し計画に盛り組む所存です。アンケート調査なども予定していますのでご協力をお願いします。

各職場や学校などで新年度に向けての準備を進める3月。皆様がコロナに負けることなく健やかに4月を迎えられますよう祈っております。

令和5年3月
東白川村長　今井俊郎