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自治体の皆さまへ

村長室から

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岐阜県東白川村

今年の秋は短く、いきなり山が白くなりました。晩秋から初冬へ季節は巡り、令和5年も師走となりました。

年末なので令和5年を振り返ってみますと、コロナウイルス感染症が5月8日からは第5類の感染症に位置づけられ、8月から9月にかけては夏休みの反動で少し感染者が増加したものの、アフターコロナの感がより一層強くなってきた1年間でした。
そうした状況で5月には「つちのこフェスタ」が新しい予約方式を取り入れて4年ぶりに開催でき、2千人を超える来場者で賑わいました。今年の特徴は、久しぶりの開催ということとイベントを31回も継続していることがマスコミの注目を浴び、多くの取材陣が来村したことにあると思います。続いて夏には村の若者達の企画による「東白川村夏祭り」や各地域での夏祭りも復活したことも特筆すべきことだったと思います。9月の「郷土歌舞伎公演」、11月には「文化祭」「秋フェスタ」「二十歳を祝う会」とそれぞれの行事が関係団体の皆様のご尽力でコロナ禍の前に戻った形で実施でき大変喜ばしいことでした。
また、今年は順調に事業拡大されています「フォレンタ事業」に続き、8月11日の「サマーフェステバル」、11月11日に開催されたバイク愛好者の皆さんのイベント「YOTTEKOYA2023」、「東白川村労働者協同組合」が発足したことなど、どれもが民間の皆様の活動に行政が少しだけお手伝いするという官民協働の活動が活発に展開されたことも忘れてはならないことと感じています。
そして、戻ったといえば村の行事だけでなく全国町村長大会や国民健康保険、簡易水道、山村振興連盟などの総会や大会、道路関係団体の要望活動なども以前のように実施できるようになりました。特に全国山村振興連盟の副会長を拝命している関係で、山村振興法の更新と森林環境譲与税の本税化に向けての活動に参加する機会を得ることができ、農林水産省、国土交通省、総務省などへの要望活動に加え、自民党本部の山村振興特別委員会で意見を発表する機会を得ることができ貴重な体験をさせていただきました。

少しだけ1年間を振り返ってまいりましたが、今後も不安定な国際情勢や円安背景もあって燃料費高騰、生活資材や食料品の高騰など庶民の暮らしを直撃している現実がありますので、引き続き国の交付金を活用してさまざまな支援策を実施してまいります。
年の納めのイベントは12月17日の「お松さま祭り」です。1年間の無事を感謝し穏やかな越年を祈願する行事にご参加をお願いします。今後コロナとインフルエンザの同時流行の心配もありますので、感染防止行動と健康管理には充分な注意をいただくようお願いします。

今年1年間の皆様の村政に対するご理解とご協力に心から感謝申し上げ、来る新年が皆様にとって輝く年になりますことを願いつつ年末年始を迎えたいと思います。

令和5年12月

東白川村長 今井俊郎

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