11月28日、ノロウイルス食中毒注意報が発令されました。ノロウイルスは毎年11月から2月頃に発生件数が増加する傾向があります。感染すると、吐き気・下痢・腹痛・軽度な発熱を発症します。各自でノロウイルスによる食中毒防止対策に努めましょう。
◆調理を行う者は調理前に健康状態の確認・記録、症状のある者は調理作業をしない
◆適切な手洗い((1)爪を短く、指輪等は外す(2)石けんを泡立てブラシ等で手指を洗浄(3)すすぎは温水による流水(4)清潔なタオル又はペーパータオルで拭く)
外出後・調理前・配膳前・食事前・トイレ後・下痢等の患者の汚物処理やおむつ交換等を行った後は手洗いの徹底をしてください。
◆ノロウイルスを調理施設内に持ち込まない・広げないために嘔吐物の適切な処理やトイレの定期的な清掃・塩素消毒及び塩素系消毒剤を用いた器具や設備の消毒
※エタノール消毒はあまり効果がありません。ふき取る際は次亜塩素酸ナトリウム等の消毒が有効です。
◆加熱が必要な食品は中心温度85~90℃で90秒間以上の加熱
◆清潔な作業着、マスク、帽子を着用し素手で食品に触れない
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