村は平成23年に「日本で最も美しい村」連合に加入しました。加入10年目を迎えたことにより、継続のための資格審査が2日間にわたり行われました。
同連合は2005年に「フランスで最も美しい村」の活動を見本に始まりました。小さくても素晴らしい地域資源を持つ村の存続や地域の美しい景観を守ることを目的に活動を行っています。現在58の町村と地域が加盟しています(令和6年12月現在)
◆総合評価「B」
(全8項目のうちA評価6:B評価2項目)
審査日:9月19日(木)~20日(金)
人口や観光客数の定量データのほか、飲食店や事業所等、村内14か所で現地視察を実施
◆評価を受けた点
・住民と行政の連携により、民間活力を生かした新たな動きの創出
・議会が当連合活動に積極的例:議会だよりに連合ロゴマークを大きく掲出
・「東白川村美しい村づくり委員会」の存在
・FSC認証の森づくりによる木材の利用促進と普及啓発を目的とした各種取組
・女性の活躍
・文化伝承活動が盛ん
例:地歌舞伎、「白寿」の朗読と映像化、食文化、祭り、集落あるもの探し等
・小中学校でのふるさと学習の展開
・村全体の清潔感
・当連合の各種事業や学習・交流機会の積極的な参画
◆課題・改善が必要な点
・景観条例・景観計画が存在しないため、目指す景観が不明確である。「なるほどさすが日本で最も美しい村だな」と内外の人が実感できる景観を創出してほしい。
提案:役場周辺(平)の魅力づけ
村の中心部として機能をもつ場所であり、来村者の多くが目にする場所であるため、歩いて楽しめる仕掛けを打ち出してはどうか。
・「東白川村」ブランドの打ち出し方がばらばらのため、村のイメージが拡散している
例:パンフレットやウェブサイト等の統一感、ネーミング等
・登録地域資源の名称・構成と魅せ方の見直し。
現在、同連合に村が未来に残したい地域資源を「白川茶文化」と「東濃ひのきの里」の名称で登録している。この名称を他市町村と重ならない村の固有の価値が伝わる表現に変更
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