今年、2名の地域おこし協力隊が任期を終え、退任します。活動の中で感じたことやこれからの思いを語っていただきました。
■西村奈興(なおき)さん
(みのりの郷東白川株式会社 勤務)
R6.4.30任期満了
東白川村は母が出身ともあって、学生の長期休暇を利用して遊びに来るなど非常に縁がある場所でした。また大学では中山間地域における農業の持続性の講義に非常に関心を持ち、東白川村の農業に興味が湧きました。そして東白川村の農業に携わりたいと思い、地域おこし協力隊になることを決断しました。
みのりの郷に勤務することとなり、主に自社水田の管理をしていました。時期ごとに適切な水管理をしながら、水田周りの草刈りや電柵設置、農薬散布や肥料散布を行っていました。実際の農作業は初めての経験ともあって、当初はミスも多く、苦労することが非常に多かったです。今では少しずつですが携われる作業も多くなり、より詳細な計画を立て収量・品質、共に良いお米が作れるよう、これからも精進していきたいです。
また、みのりの郷の経理等の事務も任されています。これまで経理とは無縁でしたが、実際にやってみると非常に楽しく、勉強も苦がなく行えている実感があります。今は目標の簿記2級取得に向けて勉強中です。来年度も引き続きみのりの郷にお世話になります。少しでもみのりの郷の業務や東白川村の農業に貢献できるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
■近藤直人さん
(一般社団法人山に生きる会 勤務)
R6.5.31任期満了
地域おこし協力隊の3年間の任期がもうすぐ終わろうとしています。長いようで短い日々を面白おかしく過ごすことができたような気がします。それもこれも友人や職場の先輩方々のおかげだと思い、本当に感謝しております。
私は山に生きる会という、ヒノキ薪や神棚用の榊を生産・販売する仕事をしておりました。今まで名古屋ではデスクワークなどの仕事が多く、毎日外で作業する事が初めてでして、今の仕事はとても新鮮に感じました。
村は周りが自然に囲まれているおかげで、四季の移り変わりを直接感じることができて、とても開放的に仕事をすることができ、体を適度に使うので非常に健康的に過ごせました。また山に生きる会では、時間の都合をつけていただき趣味の旅行など、たくさん行くことができ非常に有意義な経験をさせていただきました。
地域おこし協力隊の任期が終了しても、引き続き今の職場には在籍させていただけるとのこと
なので、もう少し田舎でのんびりと楽しく健康的な日々を過ごしていきたいと思っております。
この2名の地域おこし協力隊の活動は、東白川村の公式ホームページに掲載されています。
在籍中の方の活動報告なども毎月更新中です。ぜひご覧ください。
「東白川村 地域おこし協力隊」で検索
<この記事についてアンケートにご協力ください。>