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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊任期終了のごあいさつ

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岐阜県東白川村

今年度1名の地域おこし協力隊員が任期満了により退任します。活動の中で感じたことやこれからの思いを語っていただきました。

河原知子さん(各務原市出身)
R7.3.31任期満了
前職は幼稚園保育補助。空き家を探していたことをきっかけに村を訪れた。村に住み、村の生活や村民の方と馴染むため地域おこし協力隊として着任。役場情報通信係や集落支援機構で活動し、また得意な絵を生かしてチラシや郷土歌舞伎公演のパンフレットの制作を手掛けた。

◆3年間の振り返り
任期1年目、役場情報通信係に所属し、主にほっと茶んねるのコーナー「1/2967の物語」の番組制作を担当として、様々な村民の方と関わることができました。取材をしていくと村の歴史のディープなところを知ることができ、歴史を知った上で村の様子を見るとまた違って見えて面白かったです。
2年目からは美しい村づくり委員会主催の「暦くらす」の担当者となりました。「暦くらす」は放っておいたら無くなってしまうような村の季節の行事を取り上げた体験会のため、参加者は移住してきた方が多いかなと思っていたら、意外とそんなこともなく元々村に住んでいる人の参加も多くて驚きました。村の人が体験会に参加し、伝統文化を守っていきたいと思っている様子を見ると、みんな村のことが好きなんだなと思いました。
12月に開催した醗酵食づくり体験会では、参加者が思い出話に盛り上がる様子があり、「集落や世代が違う人と関わることが少ないから、仲良くなれてよかった」という感想をいただき、体験会後も参加者同士で交流があったりなど、その先のつながりも生まれていて嬉しかったです。

◆3年間で特に印象的だったこと
CATVのアナウンサーとして出演していたこともあり顔を覚えてもらえたおかげで、買い物やその辺を歩いていると「美しい村づくりだより見たよ」「あの絵よかったよ」という声をたくさん掛けてもらいました。美しい村づくりだよりは、登場人物をその人に似せようとして描いているので、2、3日かかっていることもあります。見た人が楽しんでくれるようにロゴの表記など、デザインも工夫しているので、生の声が聞けてありがたいなと思いました。

◆村の方へメッセージ
任期中の3年間、本当にいろいろな方にお世話になりました。村民の方をはじめ、自然や村の歴史を築いてきた昔の方々にも支えてもらった3年間だったなと思っています。今後は自分の持っている機織りの技術を活かした仕事を始めようと村内に機織りと手芸のちょっとした雑貨屋兼ギャラリー兼工房のお店を開業したいと思っています。お店で機織りや手芸のワークショップも行い、村民の人に気軽に来てもらえるようなお店を目指して現在構想を模索しています。今後もよろしくお願いします。

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