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村長室から

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岐阜県東白川村

大寒が過ぎ厳しい寒さも少しずつ和らいでくる如月(きさらぎ)となりました。東北地方や能登半島などの豪雪被害のニュースを見るたびこの地域の自然環境のありがたさに感謝する昨今です。

1月から2月にかけては新年度予算案の作成に缶詰めの日が続きます。厳しい財政状況のもと、いかに効率的で村の持続性を確かなものにする予算案にできるか正念場を迎えています。
そんな作業のなかで大いに力づけられたのがふるさと納税です。村のふるさと納税の寄付額については令和4年度2,192万円、令和5年度5,750万8千円と推移してきましたが、納税額を伸ばしている市町村が数多くあるなかでこのままではいけないと考え、長野県根羽村の大久保村長と懇意にしていただいていることもあり根羽村を先進地として学び、魅力ある返礼品の追加や発送システムの研究などを指示して来たところです。令和5年度で前年度比約3,600万円増の実績を記録しましたので今年度は、4月の議会で目標額を幾らに設定しているかという質問をいただいたこともあり、職員にハッパをかける意味と目標は高いほうがいいと考え、清水の舞台ならず手掛岩山から飛ぶ覚悟で目標1億円と口走ってしまいました。その結果、担当職員も大いに頑張ってくれまして令和6年12月末で約1億2千万円を達成し、令和7年3月末までには1億6千万円に達する勢いで伸びております。
返礼品などの費用50%を引いても8千万円の一般財源を確保することになります。多額の寄付をお寄せいただいた皆様に心から感謝申し上げ、ご寄付頂いた大切な財源を有効に活用してまいります。

さて話題転じて、仕事ばかりに根を詰めず季節の移ろいや芸術、スポーツなどに目を向ける生活をしたいと常々考えていますが、休みの日はコタツでテレビ鑑賞の時間が増えてしまいます。そこで一念発起、早寝早起き⁇を実践しています。とは言っても、早寝は入浴を済ませたらすぐ布団に入れば実践できますが早起きはなかなか難しく、早寝の影響で午前3時に目が覚めますので、3時から起床までの3時間をインターネットラジオの深夜放送を聞きながらまどろんでいます。この時間帯、ニュースはもちろん短編小説の朗読、各界有名人のインタビュー番組ありで結構楽しめます。

今年はへび年で正月から脱皮の話をよく耳にしました。蛇は1~2か月に1回のペースで脱皮するそうですが2月から3月に向けて一皮むけた東白川村を目指してまいりたいと考えています。
インフルエンザが流行しています。感染防止に十分注意をしていただき、やがて訪れる春を待ちわびながら健やかにお過ごし下さい。

令和7年2月
東白川村長 今井俊郎

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