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地域包括支援センター通信

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岐阜県白川町

■認知症、こんなときどうするシリーズ その2 ~盗まれたと疑うようになった~
認知症では「もの盗られ妄想」という症状があります。その原因は、単純な置き忘れやしまい忘れがほとんどですが、財布や通帳などの貴重品がなくなってしまったパニックで、「誰かが家に入ってきて盗んだ!」と思い込んでしまい、隣人や家族を疑ってしまうことがあります。日ごろから介護を担っている方が「あんたが盗んだ!返せ!」と何回も言われると、本人に悪気はなくても、言われた方はとても悲しい気持ちになってしまいます。

○本人の訴えを否定せずに対応しましょう
「ここにあるじゃないか」「知らないよ」などと叱ったり頭から否定したりすると、本人は「そんなこと言うのは怪しい!本当は盗ったんだ!」と、さらにおかしな妄想をして逆効果になる場合があります。そんな時は、「それは大変だ」と本人に共感して一緒に探してみましょう。本人が自分で見つけられるように上手に誘導してあげることも大切です。見つかったら一緒に喜び合いましょう。また「少しお茶を飲んでから、ゆっくり探してみましょう」など一呼吸おいて落ち着けるような声掛けも効果的です。


地域包括支援センターへ!!
【電話】0574-74-0808

白川町地域包括支援センターは、基幹相談支援センター及び成年後見支援センターを併設しています。

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