地域包括支援センター通信

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■認知症、こんなときどうするシリーズ　その4　～約束を忘れてしまった～
「友人と遊びに行く約束をして、うっかり忘れてしまった」という経験は誰しもあるかと思いますが、認知症になると約束をしたこと自体を忘れてしまいます。Aさんは、友人のBさんといきいきサロンに行く約束をしました。ところが当日、約束の時間になってもAさんが会場に来ません。心配になったBさんはAさんに電話をしてみると、家にいたAさんから「そんな約束した?」と言われてしまいました。

○忘れることを責めないようにしよう!
「約束したでしょ!」「何で覚えてないの!」などと一方的に責めたててしまうと、本人のプライドや気持ちを傷つけてしまいます。そんな時は事前に電話やメールなどで約束の確認の連絡をしましょう。
また本人だけでなく同居している家族に予定を知らせて協力してもらうのもひとつの手です。
認知症の方は記憶障害による失敗を恐れて、あらゆる物事に対して消極的になってしまう場合があります。周囲の人は「忘れても仕方ない、忘れても大丈夫」という本人が安心できるようなサポートを心がけましょう。

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白川町地域包括支援センターは、基幹相談支援センター及び成年後見支援センターを併設しています。