下記の予定等は、状況により変更することがあります。
すぐメール・ホームページなどでご確認下さい。
■1月のカレンダー・イベント
■お知らせ
「二十歳の皆さんに今読んでほしい10冊」
~二十歳のつどい大志式でリーフレットを配布します~
「一冊の本との出会いが新しい一歩を踏み出す力となってほしい。」という思いを込めて本を選びました。二十歳の方はもちろん、世代を超えて多くの皆さんに読んでいただきたいと思います。
※館内で展示、貸出中です。
■新着本紹介
▽喫茶おじさん
著者/原田ひ香 発行/小学館
松尾純一郎、57歳。現在無職。純喫茶巡りを趣味にしようと、コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡るが…。
▽13歳から考えるまちづくり
著者/岡田知弘 発行/かもがわ出版
阿智村の星空ナイトツアー・海士町の島留学制度など、住民の願いを実現する地方自治によるまちづくりの事例を紹介する。
▽世界の魔よけ図鑑
著者/三国信一 発行/岩崎書店
身近にあるお守りやお札など、日本につたわる魔よけと、世界各地の様々な魔よけを、写真とともに紹介する。
▽にんじゃシジュウカラのすけ
著者/大塚健太 発行/世界文化社
メジロ城に仕える小鳥の忍者シジュウカラのすけは、お殿様に、世界で一番おいしい木の実をとってくるように言われた。
■今月のMINI GALLERY and THEME BOOK
・ミニギャラリー 「白竹の里 干支作品展」
・テーマブック 「笑門来福」
■館長だより
▽わが心すがすがし
どなたも清々しい気持ちで、元旦をお迎えのことと存じます。本年もよろしくお願いします。
お正月は、神様と人とを結びつける大切な伝統行事の一つです。この「すがすがしい」という言葉も神様と結びついているようです。天照大神の弟、須佐之男命(スサノオノミコト)は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した後「我此地にきまして我が心須賀須賀し」といい、立ちのぼる雲をみて「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」と歌い、和歌の発祥となりました。清々しい気持ちが物事の始まりを誘うようです。
新春の早朝、陽光の中をひたむきに走る学生の姿にも清々しさを感じます。毎年、東京箱根往復学生駅伝が見逃せないのは、大舞台での選手の走りに一喜一憂しながら、清々しさが放つエネルギーに充電される気分になるからでしょう。
日本マラソンの発祥は安中藩「安政遠足(とおあし)」であることを土橋章宏著「幕末まらそん侍」で知りました。読後感の良い小説です。今年の館長おすすめ本の福袋は「読後の清々しさ」をテーマに選書しました。本が新たなスタートの一助となれますように。
開館時間:
平日 午前9時~午後7時
土・日・祝日 午前9時~午後6時
本の除菌機をご利用ください。
問合せ:美濃白川楽集館
【電話】74-1022
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