下記の予定等は、状況により変更することがあります。
すぐメール・ホームページなどでご確認下さい。
■12月のカレンダー・イベント
■新着本紹介
▽作家刑事毒島の暴言
著者:中山七里
発行:幻冬舎
作家が殺され、刑事の高千穂と毒島は捜査を開始。毒島は被害者が通っていた小説教室の受講生に容赦ない取り調べを行い…。
▽裁判員17人の声
著者:裁判員経験者ネットワーク
発行:旬報社
裁判員制度の意義と今後の課題について、実際に裁判員をつとめた市民17人のインタビューを中心に伝える。
▽世界おどろき探検隊!動物編
著者:ジュリー・ビアー
発行:実務教育出版
おどろきの世界へようこそ!動物にまつわる知られざる事実をたどる探検に出かけよう!好奇心をくすぐる話を多数紹介。
▽ごはんのつぶとおこめのつぶ
著者:二宮由紀子
発行:アリス館
台所の床に落ちた、ごはんのつぶとおこめのつぶ。ごはんのつぶは人間のソックスに踏まれてぺちゃんこになり…。
■今月のMINI GALLERY and THEME BOOK
・ミニギャラリー 「読書推進啓発ポスター優秀作品展」
・テーマブック 「面白図鑑」
■館長だより
▽絵本『ぼくがラーメンを食べてるとき』
今年のノーベル平和賞は「日本原水爆被害者団体協議会」が受賞されました。折しも知人からラインが届きました。「ヒバクシャは世界共通語なり。(中略)戦禍のイスラエルやウクライナの彼の地は…と思えども焼酎をお代わりする浅はかな者なり。安堵の暮らしに感謝。感謝」。この文を読んで『ぼくがラーメンを食べてるとき』(作/長谷川義史発行/教育画劇)を思い出しました。僕がラーメンを食べている同じ時間帯に地球の裏側の子どもたちは遊んでいたり、働いていたりしています。ページを追っていくと、男の子が倒れています。でも、本の裏表紙では男の子は歩き出しています。生命の力強さと、生き抜こうという意志を感じました。同じ時間軸にいる様々な子どもたちの生活ですが、今ここに居る私たちの日常は何も変わっていません。災害や戦いに眉根を寄せて憂いはしますが、遠いところで起きている出来事感はぬぐい切れません。世界を駆け巡るニュースに想いを寄せて「平和があたりまえ」ではないことを認識したいものです。知人はこのことを伝えたかったのかもしれません。
今年もあと僅かです。来る年が皆さまにとって良い年でありますようにお祈り致します。
開館時間:
平日 午前9時~午後7時
土・日・祝日 午前9時~午後6時
本の除菌機をご利用ください。
問合せ:美濃白川楽集館
【電話】74-1022
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