塩分を摂取すると、血管内の塩分濃度があがり、塩分濃度を一定にするために、血管内に血管外の水分を引き込みます。すると血管内の血液量が増加し、血圧が上昇してしまいます。心臓や腎臓にも負担がかかります。
成人の1日分の塩分摂取目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満、高血圧の方は6.0g未満です。令和5年度の白川町特定健診受診者の平均塩分摂取量は、約9gで、約80%の方は塩分をとりすぎているという結果でした。
◇1日の推定塩分摂取量の分布(令和5年度白川町特定健診の結果より)
(1)作る料理をうす味にする
煮物、みそ汁、漬物等を作るときに少し調味料を減らしましょう。
味が物足りなければ、しょうが、わさび、からし、しそなどの香味野菜やこしょう、カレー粉などの香辛料を加えてみてください。
また、出汁を利用するのもおすすめです。
(2)塩分の多い食品を減らす
塩分が気になる食品の量や頻度を減らしましょう。練り製品や肉加工品、漬物、汁物などには要注意です。
(3)追加の調味料をかけない
醤油やソース、塩などの調味料を追加でかけないように心がけましょう。
(4)ラーメンなどの汁は飲まずに残す
ラーメンやうどんなどのスープには塩分が多く含まれています。
(5)減塩食品を利用する
例えば減塩しょうゆを使うことで、塩分量は半分にできます。
毎日の食事から減塩を心がけて、健やかに!
「健康レシピ」は野菜たっぷりの減塩レシピです。ぜひ参考にしてください!
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