■認知症、こんなときどうするシリーズ その5 ~同じ物を毎日大量に買う~
認知症になると、同じ物を毎日大量に買ってしまうことがあります。その理由は「何を買うつもりだったのか忘れてしまう」「自宅に買いおきがあることを忘れてしまう」などいくつかありますが、いずれも記憶力や判断力の低下が大きく関わっています。
認知症の人が同じものを大量に購入してしまうと、家の中がたくさんのものであふれたり、消費期限の切れた食品でいっぱいになったりするなど生活に大きな影響を与えてしまいます。
◇メモの活用や周りの人に協力を仰ぐ
買う物とその数をメモに書き、本人に渡しましょう。メモをしまう場所は統一しておくことで、本人が見つけやすくなります。また、買い物に行くお店が決まっている場合は、お店の人に事情を話しておくことで気を付けて見てくれる場合もあります。
買い物は生活の一部でもあるので、急にやめさせてしまうと認知症が進むきっかけになってしまうかもしれません。家族だけではなく周りの人にも協力を仰ぎながら、認知症になっても可能な限り買い物を続けられるように支援していくことが大切です。
地域包括支援センターへ!!
【電話】0574-74-0808
白川町地域包括支援センターは、基幹相談支援センター及び成年後見支援センターを併設しています。
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