(町史を読む) READ TOWN HISTORY

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■20年前の広報紙を読んでみました
今年も二十歳のつどいが行われました。そこで今回は、参加された皆さんが生まれた20年前、平成15年度の白川町を、広報しらかわの記事で振り返ってみます。

○楽集館のオープン
4月23日、「美濃白川楽集館」がオープンしました。この日は開館の式典が行われ、「ベルリンギング」によるハンドベルの演奏や「白川町読み聞かせ会」による絵本の読み聞かせが行われました。
また、開館を記念して岡本太郎展が企画され、「太陽の塔」のミニチュアのほか、絵画やデッサン、彫刻などが展示されました。企画展の初日には、岡本太郎記念館の館長による講演会が行われ、作品制作の裏話や岡本一平が漫俳を提唱したことなどについて講演されました。

○さかなワクワク公園のオープン
4月10日にさかなワクワク公園の竣工式が行われました。この施設は、加子母・白川流域の玄関口のシンボルとなることが期待され、水と親しみ自然を観察できる、ビオトープ型の河川公園としてオープンしました。
また、5月5日にはクオーレふれあいの里の10周年記念したイベントが開催され、歌謡コンサートや物まねショーが公演されるなど、10周年を盛大に祝いました。

○森の発電所が完成して本格稼働
東濃ひのき製品流通協同組合が主体となって建設を進めた「木質バイオマスエネルギー利用施設(森の発電所)」が完成し、3月2日に竣工式が行われました。
この施設は林野庁の「木質バイオマスエネルギー利用促進事業」のモデル指定を受けて建設されたもので、間伐材や建築廃材などを燃料とする発電施設です。
現在、この施設はバイオマス発電事業を廃止し、令和5年7月に間伐材や建築廃材などを木質チップとして再資源化する施設「レナウッド白川」に事業転換しています。