地域包括支援センター通信

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■介護予防・日常生活圏域ニーズ調査
令和4年の秋に実施した、白川町介護保険事業計画のために要介護認定を受けていない65歳以上の町民411人の方にご協力いただいたアンケートの結果をシリーズでお伝えしています。

◇[その5]　どう最期を迎えるか(在宅医療・介護)について
(1)人生の最期を自宅で迎えたい割合は全体の約51%です。60代後半は30%、85歳以上は64%と年齢が上がるほど自宅希望の割合が高くなります。しかし「自宅で最期まで療養できるか」の質問に実現可能は14%、困難は33%で希望と現実の大きな差が数値に現れています。漠然と自宅での生活を希望しても実現となると難しい現状があるようです。
(2)二つのグラフともに「分からない」の割合が高く、自分の事としてなかなか考えづらいテーマです。
(3)介護保険制度で在宅医療・介護サービス(訪問看護、訪問介護、医師等の居宅療養管理指導、通所介護、通所リハビリ、ショートステイ、福祉用具等)を利用し、希望する自宅生活を支援していますが、100%叶えられない場合もあります。もちろん最初から自宅ではなく入院施設入所を希望する考え方もあります。

【人生の最期をどこで迎えたいか】

【自宅で最期まで療養できるか】

◇まとめ
年代に関わらず、今から「自分は人生の後半をどのように暮らしたいか」、最期の時の処置のみに焦点を当てず「自分らしい生き方」について家族と話しておきましょう。来月は関連するACP(人生会議)についてご紹介します。

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白川町地域包括支援センターは、基幹相談支援センター及び成年後見支援センターを併設しています。