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〔令和7年 元旦 謹賀新年〕佐伯町長 年頭のご挨拶

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岐阜県白川町

新年あけましておめでとうございます。町民の皆さまには、輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。旧年中は、町政諸般にわたり特段のご理解ご協力を賜り、改めて感謝申し上げます。
元旦を迎え、皆さんの脳裏には1年前の能登半島地震の記憶がよみがえったのではないでしょうか。久しぶりに家族そろっての団らんのひと時が、何の前触れもなく一瞬にして壊されてしまいました。地震というものの残忍性は他の災害と比べ物にならないと感じ、改めて防災に対する心構えを考えさせられる幕開けでした。
昨年のできごとを振り返ると、本町では雨の少ない暑い夏でした。
7月終わりからの1か月でわずか34ミリと、1か月の間に強い夕立1回程度の雨しか降らないような状況でした。月には新紙幣の発行がありました。暫くは珍しい感じがしていましたが、今では財布の中で新紙幣の割合のほうが多くなってきました。
海外ではパリオリンピックが開催され、日本のメダル獲得数が過去最高となり、連日のメダルラッシュに日本中が沸きました。17日間があっという間だった気がします。
スポーツつながりですと、大谷翔平選手が前人未到の50本塁打50盗塁を達成し、シーズンオフには2年連続のMVPを指名打者として初めて受賞されました。全国すべての小学校にグローブを贈って話題になりましたが、春には本町にも届き、子どもたちが喜ぶ姿が本誌でも紹介されました。
町内に目を転じますと、4月には新庁舎の起工式が行われ、現在順調に工事が進んでいます。もうしばらくすると建屋が見え始めますので、現実味を帯びてくるものと思います。
また、学校の再編も動き始めました。老朽化した白川中学校の新校舎建設を令和9年の開校を目指して進めていきます。それに合わせ、白川小学校、蘇原小学校を統合し、その2年後に白川中学校と黒川中学校を統合する計画です。これにより、町内3小学校1中学校となります。
この2つは、町として非常に大きく重要な事業です。河岐地区の皆さんには、工事が集中してご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
令和7年は乙巳(きのと・み)の年。乙巳は「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」年といわれています。
思いがけない様々なことが起こる時代ですが、どんな時も前を向き、皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈りし、新年のあいさつといたします。

白川町長 佐伯 正貴

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