■01-01(水・祝) 赤河元旦ゆっくりマラソン 新年がスタート!
今年も赤河地内で赤河元旦ゆっくりマラソンが開催され、子どもから大人まで、145人のランナーが参加しました。
ランナーは、赤河神社をスタートして戻ってくる4キロのコースを、走ったり歩いたりとそれぞれのペースでゴールを目指し、汗を流して走り初めや歩き初めを楽しみました。
■01-06(月) 地域おこし協力隊任命式
三重県出身の片岡裕喜さんが新しい地域おこし協力隊員に任命され、佐伯町長から辞令が手渡されました。片岡隊員は、林業を中心に活動しながら地域の活性化に取り組み、森を守り、魅力あるまちづくりに貢献したいと抱負を語りました。また、白川町の好きなところは、自然豊かで地域の人々が温かく、特産物も美味しいところだそうです。
■01-10(金) 社協と(医)白水会白川病院 地域の医療機関が連携
白川町役場で、白川町社会福祉協議会と(医)白水会白川病院による「協力医療機関に関する協定書」及び「嘱託医契約書」の締結式が行われました。介護施設の入居者の急変時対応や、利用者の健康管理や適切な治療・処置を目的とし、地域医療体制の充実と住民の安心できる暮らしにつながる一歩であると期待されます。
■01/11(土) 白川茶手もみ保存会 国の登録無形文化財認定後、初の新春行事
●白川茶手もみ保存会、「初揉み会」を開催
白川町河東にある「飛騨美濃特産名人の館茶・ちゃ・チャ」にて、白川茶手もみ保存会による「新春初揉み会」が行われました。今年最初の「美濃白川茶」を手作業で作るこの行事は、新春を告げる恒例イベントとして親しまれています。
初揉み会では、伝統的な手揉み製茶の技法を用いて、参加者が丹念に茶葉を仕上げました。会の初めには手もみ茶で今年の豊作祈願として乾杯が行われ、来賓からは「同じお茶でここまで味わいが変わるとは驚き」との声が聞かれました。昨年12月に「手揉み製茶技術」が国の登録無形文化財に指定されたことを受け、保存会員たちは新たな決意を胸にこの技術と伝統文化を次世代へ伝えようと取り組んでいます。
保存会会長は「白川茶は小さな産地ですが、会員一同で技術を磨き、伝統を守り続けています。これからも手揉みの技術を次世代へ継承していきたい」と意気込みを語りました。
●手揉み技術の歩み
明治時代に製茶機械が普及して以降、茶製造は機械化が主流となりました。しかし、白川町では伝統技術を守るため昭和55年に「伝統技術伝習センター」を設立し、手揉み用の焙炉(ほいろ)を導入して技術者の育成を開始しました。その後、静岡県の茶手揉保存会から講師を招き、昭和57年に白川茶手もみ保存会が結成されました。
以来、保存会では手揉み技術向上のための講習会や全国の品評会や競技大会への参加、実演イベントの参加、小学生の体験などを積極的に行っています。平成5年には全国手もみ茶振興会にも参画し、全国の保存会との交流を図りながら技術の研鑽を重ねています。
現在、保存会の会員数は20代から80代までの26名。昨年の全国手もみ茶品評会では、会員3名が1等から3等に選ばれるなど、技術の高さが評価されています。
●白川茶の魅力を全国へ
白川茶手もみ保存会では、地元の名産「美濃白川茶」を広くPRする活動にも力を入れています。昭和63年からは、名古屋市で開催されたイベントや県主催の農業フェスティバルなどに参加し、消費者とのふれあいを通じて白川茶の魅力を発信してきました。また、NHKや各新聞社にも幾度となく取り上げられ、その名声を一層高めています。
手揉み製茶という日本固有の技術を守りながら、白川茶手もみ保存会はこれからも地域の誇りとして伝統を未来へつないでいきます。
手揉み製茶の技法は白川町公式チャンネルのYouTubeでも確認できます。
■ラッパ隊の最後の吹奏が鳴り響く! 令和7年白川町消防出初式 開催
1/5(日)今年1年の無事と町民の安全を願う白川町消防出初式が町民会館で執り行われました。
今年度で解散となり、式典等の行事では最後となるラッパ隊の吹奏が鳴り響く中、一斉放水や分列行進が披露され、団員らは消防団としての士気を高めました。
令和7年白川町消防団出初式で表彰された皆さんを紹介します
〔詳細は本紙をご覧ください〕
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