下記の予定等は、状況により変更することがあります。
すぐメール・ホームページなどでご確認下さい。
■2月のカレンダー・イベント
■お知らせ
▼令和7年度「ミニギャラリー」展示作品を募集中!
来年度のミニギャラリーに展示する作品を募集しています。期間は1か月間で、展示場所は楽集館の玄関口です。ご応募いただける方は、楽集館までお問い合わせください。
■新着本紹介
▼連続殺人鬼カエル男完結編
著者/中山七里
発行/宝島社
カエル男連続猟奇殺人事件のキーマン・有働さゆりが医療刑務所から脱走。その頃、人権派弁護士が殺害される事件が発生。
▼ことばの番人
著者/高橋秀実
発行/集英社インターナショナル
校正者は、日々新しいことばと出合い、規範となる日本語を守っている「ことばの番人」だ。その仕事、経験、思考などを綴る。
▼こそあどの森のひみつの場所
著者/岡田淳
発行/理論社
だれにでも、胸の中に秘めた大切なできごとがある。7人の森のひとたちそれぞれの、ひみつの小さな物語をおさめた短編集。
▼藤井聡太ものがたり
著者/藤井聡太
発行/世界文化ワンダーグループ
ただ将棋が好きだから、負ける悔しさも勝った喜びもこえて将棋盤に向き合う。将棋とともに歩んだ5歳からの道のり。
■今月のMINI GALLERY and THEME BOOK
・ミニギャラリー「文化協会 書画部会展」
・テーマブック「バディ-相棒-」
■館長だより
▼2月に寄せて
寒さ厳しい2月になりました。旧暦名では如月(きさらぎ)です。寒い時期、衣(ころも)を更(さら)に重ね着すると言う意味から「衣更着」(きさらぎ)と言うようになったという説があります。そこで厳しい寒さで連想されるのが高村光太郎の詩『冬が来た』です。「きっぱりと冬が来た」で始まる光太郎の詩は鋭利な刃物を連想させるような、透き通る簡潔な表現で、冬をよく表しています。彫刻家でもある光太郎は余分なものを削ぎ落とす作業を通して「冬よ僕に来い」と冬と対峙している鋭い姿勢を見せています。読み手の襟を正すような冬を代表する詩です。
また冬は空気が澄んで星が綺麗に見える季節です。寒さで丸まった背中を伸ばして空を見上げてみましょう。凍てついた空に無窮の宇宙を感じることと思います。そこでお薦めするのが宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』です。(星まつりの夜のお話なので季節は違いますが)列車に乗りながらの星めぐりは空想を駆り立てることと思います。『銀河鉄道999』や『千と千尋の神隠し』は『銀河鉄道の夜』の影響を受けた作品です。それだけ魅力ある作品と言えるでしょう。
開館時間:
平日 午前9時~午後7時
土・日・祝日 午前9時~午後6時
本の除菌機をご利用ください。
問合せ:美濃白川楽集館
【電話】74-1022
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