女性は月経周期や、思春期、成熟期、更年期、老年期とそのホルモン変動によって大きく心身の状態が揺さぶられるほか、結婚や育児などのライフイベントによっても生活や環境が大きく変化します。そのため、女性が、生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を過ごすためには、自ら健康に目を向け、健康づくりを実践する事が大切です。
20歳を過ぎたら、「子宮頸がん検診」を受けましょう。「子宮頸がん(子宮の入口のがん)」は20歳代でも発症する人が増えており、特に30歳代~50歳代で多いがんです。また、40歳を過ぎたら「乳がん検診」を受けましょう。乳がんはかかる人の割合が高く、死亡原因の上位に位置しているがんです。
▼まとめ
がんは早期に発見し治療することで、死亡を防ぐことができます。自覚症状がないうちから定期的に検診を受けましょう。
健康を支える基本は生活習慣です。食事のバランスに気を付け、運動の習慣を取り入れるなど、毎日の小さな積み重ねが健康を保つためのポイントです。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種について、下記の対象の方は令和7年3月31日(令和6年度末)までが公費(無料)での接種期限でしたが、経過措置として接種期間が延長されることになりました。
対象者:令和4年4月1日~令和7年3月31日の期間にHPVワクチンを1回以上接種した、次の(1)または(2)に該当する方
(1)平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性(キャッチアップ接種)
(2)平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性(令和6年度高校1年相当)
期間延長:令和8年3月31日(令和7年度末)まで
※接種を希望される方は、早めに医療機関に予約をして、令和7年3月31日までに1回目の接種を受けましょう。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>