文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちの話題(2)

7/45

福井県鯖江市

■《Pick up news!!》コロナに負けるな!サプライズゲスト登場で最高の「思い出づくり」
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、入学から3年間、イベントの中止などさまざまな制約を受けながら学校生活を送ってきた市内3中学校と高校の3年生の皆さんに卒業を前に最高の思い出を作ってもらおうと、「思い出づくり事業」が行われました。

◇市内中学校(2月21日)
中学校では、体育館に集まった3年生たちが市長からの激励メッセージ動画を視聴した後、鯖江市役所JK課の立ち上げに関わった慶應義塾大学特任准教授の若新雄純さんがゲストとしてあいさつ。すると突然、人気お笑い芸人の2人がサプライズで登場。持ちネタを披露した後、若新さんも交えてのトークや生徒からの質問に答え、会場は歓喜と笑いに包まれました。ゲストは、東陽、中央、鯖江中学校の順に訪問し、各学校で記念撮影も行いました。この事業は、市PTA連合会や市教育委員会でつくる実行委員会が企画。終了後のアンケートでは、生徒から「好きな芸人さんが来てくれて本当に驚いた。自分たちのためにサプライズを考えてくれた皆さんに感謝したい」などの声が寄せられました。

◇鯖江高校(3月2日)
鯖江高校では、卒業式を終えた後の体育館に卒業生と保護者が集まる中、教頭先生の紹介でステージから登場したのは、GENERATIONS(ジェネレーションズ)の小森隼さんとTHE RAMPAGE(ザ ランペイジ)の吉野北人さん。突然のことに、会場は一気に驚きと歓喜の声が沸き起こりました。このサプライズは、PTAや先生、市でつくる実行委員会により「鯖江高校アオハル思い出づくり事業」として企画され、2人が所属する(株)LDH JAPANと市が連携して行う「めがねのまちさばえ応援プロジェクト」の一環として実現しました。2人は部活動や学校生活について自身の体験を交えながら卒業生たちとトークを行い、「これからも今日の一日が何度も思い出され、いい思い出になればいいと思います」とエールを送りました。2人のファンだという卒業生は「うれしくて言葉にならない。最高の思い出ができました」と喜びを語りました。

■《Pick up news!!》『服のチカラ』プロジェクトで東陽中学校が最優秀校(2月13日)
東陽中学校の生徒たちが、着なくなった子ども服を回収して海外の難民らに届ける「届けよう、服のチカラプロジェクト」に取り組み、全国の小中高など745の参加校の中から中学最優秀校に選ばれました。このプロジェクトは、ユニクロなどを展開する(株)ファーストリテイリングと、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が進めている参加型学習プログラムで、SDGs推進活動として取り組んでいます。受賞報告のため、生徒を代表して今立香杜(こと)さん、竹内愛香音(あかね)さんらが市役所を訪れました。
東陽中学校では、日頃からSDGs活動に取り組む中で今回のプロジェクトに参加。服の提供を呼び掛けるため、地区公民館やさばえSDGs推進センターなど市内11カ所に手作りの回収ボックスを設置し、7281枚の子ども服が集まりました。10日間という短期間にこれだけ多くの服を回収できたことに「地域の皆さんが快く協力してくれたおかげ。地域の優しさや温かさが感じられた」と振り返りました。また、これまで取り組んできたSDGs活動も紹介し、「節電や節水を意識するようになった」「3年生が主体で行っていた学校祭などの行事では、1年生らも企画に参加し、『持続可能な行事』となるように取り組んだ」などと話しました。今立さんは「SDGsの活動から多くの考え方を学んだ」とし、竹内さんも「今までやってきたことが認められてうれしい」と喜びました。

■《Pick up news!!》新・鯖江モデル「めがねのまちさばえ応援プロジェクト」キックオフ発表会開催!(3月2日)
市がこれまで取り組んできた「SDGs推進」や「若者との連携事業」、「鯖江メガネの発信」にエンターテインメント要素などを付加して地域活性化を促進させる「めがねのまちさばえ応援プロジェクト」を立ち上げ、そのキックオフ発表会をさばえSDGs推進センターで開催しました。
セレモニーでは、市と連携協定を締結している(株)W TOKYOと今回新たに協定に加わる(株)LDH JAPANを中心に、同じく協定を締結している(一社)福井県眼鏡協会や国連の友Asia-Pacific、県立鯖江高等学校のほか、めがねのまちさばえ応援企業である丹南ケーブルテレビ(株)にもプロジェクトパートナーとして加わっていただき、各々のプラットフォームを最大限活用しながら新たな鯖江モデルとして広く全国に発信していく意気込みを語りました。(株)LDH JAPAN代表取締役会長EXILE HIROさんは「地域貢献は僕らの勉強にもなります。ダンスや音楽で鯖江に元気を与えたい」とコメントしました。また、プロジェクトの第1弾として、同日に行われた鯖江高校の卒業式では、卒業生に笑顔で巣立っていただくためのサプライズ企画を実施しました。

◇「めがねのまちさばえ応援プロジェクト」
これから鯖江市が目指すべき姿、「健康」、「経済」、「希望」の三側面を活性・推進するため、全ての市民が「いきがい・やりがい・暮らしがい」を実感できるよう、子どもから高齢者まで幅広い人々に対し、さまざまな事業を通じて「感動体験」の提供を積極的に行うことで幸福を感じる時間を増やし、個々人にとって「幸福寿命」の長いまちづくり、「幸福社会」の実現を目指す取り組みを進めます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU