令和6年4月から水道料金が変わります!

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2023.12.01 岐阜県笠松町

笠松町は良質な水源に恵まれているため、汲み上げた地下水に塩素消毒を行うだけで安心安全なおいしい水を提供できています。
笠松町の水道料金は、昭和60年の改定を最後にこれまで同じ料金を維持して皆さんに水道水を供給してきました。その結果、現在は岐阜県内の水道事業を行っている38市町の中で一番安い水道料金となっています。
しかし、水道施設の更新費用を次の世代に先送りせず水道を使用する皆さんに公平に負担いただくには、料金改定をお願いすることがどうしても必要であると判断しました。
ご理解ご協力をお願いします。

■改定後の水道料金表〈2か月(1期)分※税抜〉

■料金計算例(メーター口径13mm、2か月(1期)の使用水量が40裙の場合)
(基本料金+(使用水量-20立方メートル)×超過料金+メーター使用料)×消費税=請求金額
(1,400円+(40立方メートル-20立方メートル)×100円+100円)×1.1=3,850円
1立方メートルあたり96.25円(1リットルあたり0.096円)

■いつから水道料金が変わるの?
◇偶数月検針の場合
6月以降の検針(7月請求分)から

◇奇数月検針の場合
7月以降の検針(9月請求分)から
※令和6年4月1日以降に新たに使用する方は、初回から改定後の料金単価となります。

■水道事業の財政状況は?
平成30年に策定した「笠松町水道事業経営戦略(将来も安定して事業を継続していくための中長期的な経営の基本計画)」では、今後、人口減少や節水機器の普及、ライフスタイルの変化などにより水道料金の減収が見込まれるため、令和4年度の料金改定を予定していました。
その後、ゴミ処理の有料化やコロナ禍を考慮し、使用者の負担を増やさないよう見送ってきましたが、近年の原材料価格の高騰にともなう水源地の電気代や資材などの高騰により、令和8年度には資金不足になり、事業運営ができなくなると見込まれます。
また、令和5年度以降は水道料金収入などで支出をまかないきれなくなるため、料金改定を行わないと赤字になる(経常収支比率が100%を下回る)ことが見込まれます。

水道料金収入と経常収支比率の推移