■「キッズウィーク」の活動
郡内の小中学校では、子どもたちが家庭や地域など様々な関わりの中で自らの可能性を広げ、自立する力を高めることを目的に10月7日から15日まで「キッズウィーク」が実施されました。
昨年度のアンケートでは、保護者の76%、児童生徒の89%からキッズウィークの活動が「充実していた」「どちらかといえば充実していた」と回答がありました。今年度も期間中には、様々な活動が行われました。
家族との時間を大切にしたり、地域活動に参加したり、自分の成長のために時間を使ったりするなど、主体的に計画をたて、よりよく過ごすことができる力を育むキッズウィークになるとよいと考えます。
◇羽島郡健康ウォーク
羽島郡スポーツ推進委員協議会が主催し、秋晴れの木曽川沿いで開催されました。家族で参加した小学生にとって、ふれあいの機会をもつことができました。運営スタッフとして郡内の中学生がボランティアで参加し、受付でアンケートについて参加者に丁寧に説明するなど、地域住民とのつながりをつくりました。
◇かさまつり
笠松中央交流センター(旧中央公民館)で、明るいまちづくりをめざして実施しました。町と岐阜工業高校が企画運営を行い、工業高校の特色を生かした体験活動や地域の方のワークショップなどが開催され、参加した小中学生は学び、遊び、楽しむことができました。
◇自然体験研修
岐南町中央公民館では、校区を越えた仲間づくりや自主性、コミュニケーション能力を育むことを目的に、郡上市で自然体験研修を行いました。自然の中でしかできない飯盒炊飯や洞窟体験などを行い、非日常を体験しました。初対面の仲間同士でグループをつくりましたが、上級生を中心に楽しく活動することができました。
■「立志塾」を起点に学校のよさ・現状を見つめ、そのよさを伸ばす取組を始めます
児童会・生徒会で活躍したいという意思のある郡内の小中学生32人が参加して、羽島郡二町「立志塾」を開催しています。
「よりよい学校を目指して~私たちの学校(町)のよさ・現状をふまえた取組」が児童・生徒たちにより今後なされていきます。
◇第1回研修会(7/31)は社会政策課題研究所所長の江崎禎英氏の講演「世界の中の日本と私たちの未来」を受講し、「視点を変えることで、日本は私たちが思っているほど小さな国でないこと」、「世界が求めるSDGsは実は日本の中にある」ことを学びました。
◇第2回研修会(10/11)は高山で行いました。飛騨・世界生活文化センター統括の六角裕治氏から「飛騨から世界に(概論)」の講話から「探究の進め方」、「リーダーのテクニック」を学びました。午後は高山陣屋や古い町並みを見学し、自分の住む町の特徴と比べることができました。
◇第3回研修会(10/13)は、立志塾の先輩の話を伺い、その後、各学校の実践発表会(12/27)の準備を行いました。
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