笠松の夏の風物詩「笠松川まつり」は、その開催に向けていくつかの課題が障壁となっています。
昨年から関係機関(岐阜羽島警察署や羽島郡広域連合など)と慎重に検討を重ねた結果、安全かつ町民の皆さんに満足いただけるまつりの開催は困難と判断し、今年度は「開催中止」の結論に至りました。
実行委員会では課題解決と新たなスタイルの花火打ち上げを継続検討してまいりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
■開催困難と判断した主な理由
(1)万灯流しや花火の船上打ち上げが困難に
・万灯流しの回収漏れによる河川汚染の可能性がある
・木曽川を熟知する地元船頭の不足と中止時にも高額な費用がかかる
(2)安全な打ち上げのための広範囲交通規制と警備費増大
・広範囲の交通規制と雑踏事故回避に必要な警備の強化に費用がかかる
(3)公園河川敷から打ち上げた場合の安全確保と観覧スペース問題
・花火保安距離確保のため公園内の大半が立入禁止区域となり観覧スペースの用意が困難である
(4)開催費の大半が税金でまかなわれている
・多額の開催費(約1,200万円)の財源を町の補助金に依存している
問合せ:かさまつまちづくりイベント実行委員会(役場企画課内)
【電話】388-1113
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